この寒い真冬の日だからこそ
こんにちは〜。 おうちお菓子作りぴたんこです。
これまでのマドレーヌシリーズでは、「今は冬で寒いから、溶かしバターが冷え固まって生地が固くなるので」という理由で、判を付いたように「全卵+砂糖」を人肌くらいの温度に温めてきましたが、これってもしかして必要ないのでは? と思いたち実験してみることに。
思い込み?
いろいろと思い込みの多いお菓子作り。
お菓子作りは思い込みの産物。全ては実験して検証するのです。
そしてその実験結果もまた、新たな思い込みの産物。実験を重ねるのです。
おっさんに残された時間そんなにないやろ。
・・・。
配合
早速試してみましょ。プレーンな生地で作ってみます。
全卵 | 130g |
グラニュー糖 (上白糖でも可) | 130g |
レモンの皮 1個分 (なくても可) | 約 3g |
薄力粉 (打ち粉の余りを足して) | 130g |
ベーキングパウダー | 7g |
溶かしバター | 130g |
プレーンと言いながらレモンの皮入れとるね。
レモンの皮の魅力に負けましてん。
準備
準備の詳細は、シリーズの前半をご参照ください。
シリーズ第1回
シリーズ第2回
ざっと箇条書きすると以下のようになります。
・溶かしバターを作る
・型の準備(バター塗りと粉うち)
・絞り袋と口金、スタンドにセット
・バター以外の軽量(作業に慣れている方はここでオーブン予熱スタート)
・仕込み(作業に不慣れな方はここでオーブン予熱スタート)
・絞り袋に入れて型に流す
・焼成 → 網の上で冷ます
寒すぎて生地の温度が13℃しかありません。溶かしバターはそれなりに熱めの50℃に調整しました。
と前置きはこのくらいにして結果やいかに?
結論
検証結果は意外にも、何も問題がありませんでした。
今まで真面目に卵液を温めてきた私の時間を返して・・・。
まあ、卵液を温めるのは砂糖を溶けやすくする効果もあるからまるで無駄じゃないよ。とはいえ今回砂糖の溶け残りを感じることも無かったのでやっぱり温めなくてもいいや。
どっちやねん。
思い込みとは恐ろしいものですね。
どっかで聞いたような気が・・・。
ということで、温め必要なし!!という結論に至りました。 温めを強要したこれまでの間違いをお許しください。
それでは次回もお楽しみに。またね〜!