はじめに
この世に存在する全てのスイーツの中で、おうちで最もお手軽に作れるランキングトップ 5 に入ること間違いなし!そんな「フレンチトースト」作りのお時間です。
家にある材料でできるからとっても簡単。ちょっと甘いものが食べたくなった時に、おなかも心も満たすフレンチトースト作りいってみよ~!
全体の流れ
- 食パンを適当なサイズにカットします。
- 卵液を作ります。
- 浸して焼いてできあがり。
汁につけて焼いてしまいや!
配合
食パン | 1斤 |
全卵 | 4個 |
砂糖 | 約 40g |
牛乳 | 約 400g |
「約」ってなんやねん! ほんでもってまた、
4個に、40に、400なんて無理やり揃えとるんか?
フライパンに塗るバターを別途用意して下さい。
食パンが1斤なくても、重さを計って作れるのでご安心を。
材料について
食パンは何枚切りを使ったらよいのかしら?
8枚切り、6枚切り、4枚切りがあります。どれでも好きな厚みのものを使っていただいて結構ですが、中まで火が入るのに時間がずいぶんと変わってくるので、すぐ食べたい場合は8枚切りをおすすめします。8枚切りは薄すぎて貧弱な感じがするので、アタクシの個人的な好みは6枚切りです。今回は6枚切りの食パンを使っています。4枚切りは?フランスパンは? 後であとで解説します。
作り方
準備
・食パンを「スライサー」(または包丁)で半分にカットします。刃をしっかり前後に動かして切りましょう。1枚のまま焼きたい方は必要のない工程です。
・上の写真にはトングが写っていますが、食パンの場合はちぎれてしまいやすいので、「フライ返し」や「ゴムベラ」の方が使いやすいです。特に2本あると裏返しやすいです。
・焼けたフレンチトーストをのせるための「皿」などを用意しておきましょう。
・直径24cm の「ボール」に28cm の「ホイッパー」を使っています。
・直径26cm のフライパンを使っています。
・卵液に漬けた食パンを入れる「タッパー」または「バット」。今回は25×18cm 高さ6cm の「タッパー」を使っています。
※どれもご家庭にあるものをご使用ください。バットや大きめのタッパーがなくても、大きいボールの中でパンをはしに寄せたり、ほかの容器に移したりしてやりくりしてね。
計量
・食パンの重さを計りましょう。今回は食パン1斤350gでした。
・食パンの重さと同僚の牛乳を計ります。今回は350g。
牛乳400gちゃうやんけ!
・その半量の全卵を使います。多少オーバーしてもかわまないので、今回の配合では4個すべて使ってください。大きめのボール(今回は直径24cm )に全卵を入れておきます。
350の半量なら175gだけどだいぶオーバーしとるやないかっ!
・全体重量の約 5 %の砂糖を計ります。今回は食パン1斤350gだったので、牛乳350g、全卵は約200gで、合計900g×0.05=45gで、約40gという感じになっております。完全に好みの問題ですが、食べるときにいろいろと甘いものをかけたりのせたりして食べるので、フレンチトースト自体には砂糖を入れなくても良いのですが、まったく甘みのないフレンチトーストにすると、なんだか味気ないので砂糖を加えています。めんどくさい方は砂糖なしでもOK。逆に砂糖5%で物足りない場合は、もっと加えてみてね。自分好みのルールを優先しよう!
食パン切るのも、計るのも、計算するのもめんどくせ~。
食パン1斤に、全卵4個、砂糖40、牛乳400の、
4・4・4で12年 ♪ コイズミ学習机 ♪ でいかせてもらうだに。
6・3・3で12年でしょ。昭和・・・。
フレンチトースト作りスタート!
混ぜ方
・全卵をホイッパーでほぐします。ホイッパーの中央近くをしっかり握って、左右に動かす混ぜ方です。ホットケーキの時と同じ。卵白のブリブリ感がなくなって、持ち上げたときにスーッとひとすじの線で卵液がホイッパーから流れおちる感じで均一になればOK。泡立てません。
・砂糖は、全卵に混ぜても、牛乳に混ぜてもどちらでも良いです。
・牛乳を全卵に加え混ぜましょう。
・食パンをこの液体に沈めて浸してから、タッパー(またはバット)に移す。1枚ずつ同じように繰り返して全ての食パンを浸していく。最初の食パンほどさっと漬ける感じで良い。なぜなら後から漬けた食パンを重ねていくから、上に重ねた食パンの卵液が下に浸み落ちていくので。最後に余った卵液は、タッパーに入れた食パンの上からかけてしまいましょう。ちなみにこの液体に漬ける作業は手でやった方がラクだし早いです。手袋をするか、手をきれいに洗って手でやりましょう。絶対に手を使いたくないというあなたは、フライ返し、ゴムベラ、トングなどなどお好みの道具を使って下さい。
そんなまどろっこしいことやってられるかいっ!
でっかいビニール袋に入れてシェイクしたるわっ!
ひ~、それだけはご勘弁を~。
漬け込んで数時間ねかせておくレシピを見かけますが、食パンはすぐしみ込むので必要なし。すぐ焼けます。耳まで超絶柔らかくしたい場合は、お好みでねかせてください。フランスパンで作る場合は皮がカチカチなので、漬け込んで数時間ねかせた方が良いです。お好みの柔らかさまでふやけたら焼きましょう。前の晩につけて冷蔵庫で寝かしておいて翌日焼いてもOKです。あんまり長時間つけっぱなしにしておくのも衛生上よくないので、丸1日とか2晩とかは、やめましょう。
そんなまどろっこしいことやってられるかい。
漬けたそばからフライパンにのせて焼いたるわっ!
そ、それでも別にいいけど・・・。バタバタして逆に大変だと思うよ。
焼き方
1.充分に熱したフライパンにバターを塗り広げ、食パンを並べます。
2.フタをして。好みの焼き色がついたら裏返す。(中火~弱火で、片面1分~3分ずつ。慣れて自分の感覚がつかめてきたらタイマーセットしてね。アタクシのおすすめは中弱火で片面2分ずつです。)
・1回焼くたびにバターを塗りなおして下さい。裏返すときは塗らなくていいです。
・今回は半切れ食パン4枚が一度に焼けるフライパンサイズなので、6枚切り食パン1斤で半切れ12枚を4枚ずつ3回焼いています。
・バターは10gくらいに3つカットしておくとラク。焼く前にフライパンに落としてフライパンを傾けて全体に行き渡らせてから焼きましょう。
そんなまどろっこしいことやってられるかい。
バターを塊のままぬりぬりしたるわ。
包み紙の一部をめくって大きなかたまりのまま塗るのもラクだけど、
すごい勢いで溶けるから気を付けて!
4枚切りくらい分厚いと、ごく弱火でフタして片面3~5分くらいずつゆっくり焼いても、中まで火が通る前に表面の焼き色が付きすぎてしまう場合が多いです。すぐ食べるものだし、じゅわっと染み出す生な感じを楽しめるならそれでも良いと思います。好みの問題ですから。ぐじゅぐじゅし過ぎてやだな~と思ったら、中まで火を通すべくレンジでチンしちゃいましょう。(熱が中央まで入っていない状態で夏場に常温放置は危険なので避けましょう。いや、熱が入っていたとしても夏場に常温放置はやめましょう。)
仕上げ
お好みの焼き色で。中まで火が通っていないのが苦手な方は、レンジへGo!
体力に余力のある方はトッピングにも凝ってみましょう。ということでおすすめのトッピングはホットケーキの時とかぶりますが「バナナキャラメリゼ」や「パイナップルロースト」などがおすすめです。ホットケーキシロップやチョコソース、アイスクリームや生クリーム、洋酒漬けのドライフルーツやあんこなどなど、いろいろお試しを。
パイナップルローストなんて無いやんけ。
ほな、次回はパイナップルローストでいってみようかな。
最後に
付け合わせには、無限の可能性がありますので、皆様の冷蔵庫や台所に眠っているお宝を発掘して、いろいろ添えてみてね。
Myおうちカフェスイーツの開拓!
次回もお楽しみに〜。
じゃね〜。
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