ホットケーキに合う、相性バッチリなおすすめトッピング　その２　変色しないバナナキャラメリゼの作り方　

はじめに

今回は、ホットケーキにおすすめのトッピングNo. 1で紹介したバナナキャラメリゼの裏技、「変色しないバナナキャラメリゼ」を作ってみましょ〜！作りかたはとっても簡単。バナナととっても相性の良いオレンジジュースを使うだけ。それでは行ってみよ〜！

配合

まずは細かすぎる基本配合表をご覧ください。前回お伝えしましたが、バナナは大体皮むき後の中身が、１本80〜100g前後です。大きめのバナナ１本で皮むき後の量がだいたい１00ｇです。黒い点々が出たような熟れたバナナの方が美味しくできます。

1回に１房（ふさ）３〜５本くらいが作りやすい量だと思いますので、バナナ250〜500gが実際に作る量になると思います。

皮むき後のバナナ全体の重さを計ってから、グラニュー糖以下の配合を計量してください。もしくは、きりのよい数字で作った方がわかりやすいので、バナナが300gとか400gとかぴったりになるように、
余分なバナナを食っちまって下さい。なんてね（笑）

バナナ（皮むき後の重さ）	100g	150	200	250	300	350	400	450	500
グラニュー糖(上白糖でも可）	10g	15	20	25	30	35	40	45	50
バター	5g	7.5	10	12.5	15	17.5	20	22.5	25
オレンジジュース	50g	75	100	125	150	175	200	225	250
コーンスターチ	1g	1.5	2	2.5	3	3.5	4	4.5	5
お酒（なくてもOK）	2.5		5		7.5		10		12.5

バナナを計って、その１割のグラニュー糖。グラニュー糖の半分のバター。バナナの半分のオレンジジュース。オレンジジュースの２％のコーンスターチ 。お酒はなくてもOKなものだけど、バターの半分。オレンジのお酒（コアントローやグランマニエ）またはラム酒など。

作り方

１.　1cm厚くらいにバナナをスライスする。
２.　バナナにオレンジジュースの約10分の1くらいを混ぜておく。バナナの切り口どうしがはなれるまで、ボールをあおって混ぜてね。
３.　コーンスターチにもオレンジジュースの約10分の1くらいを混ぜておく。
４.　フライパンにグラニュー糖を入れて中強火で加熱する。上白糖で作る場合はグラニュー糖よりも若干焦げやすくかたよって焦げ出すので、かたまりをつぶして平らにしたり、水をごく少量加えて湿らせたりして、なるべく均一に火が入るような工夫をしてあげると良いです。（フライパンがなくても厚手の鍋があればできます。薄手の鍋だと焦げやすいから難しいです。）
５.　グラニュー糖が溶けて茶色く色づいたら、バターを加える。

６.　バターが溶けたら、バナナを投入し、フライパンをあおって混ぜる。
７.　オレンジジュースを流し込む。

８.　強火で加熱し、オレンジジュースがぐつぐつしてきたら、オレンジジュースで溶いたコーンスターチを投入する。コーンスターチはすぐ沈殿して容器の底に固まっているので、加える直前にしっかり混ぜてから加えて下さい。また、加える時にはフライパンの中をゴムベラで混ぜながらコーンスターチを流し込んでね。
９.　最後に、コーンスターチを加えた後は、必ずぐつぐつ沸騰させること。コーンスターチ （とうもろこし澱粉）に限らず、澱粉の糊化温度はだいたい６０℃くらいから固化し始めて、８０℃をしっかり超えてくればおおかた糊化しています。とろみをしっかり出すために必要な加熱なので、しっかり沸騰させましょう。

１０.　耐熱容器に移したら出来上がり。作ってすぐはビチャビチャとゆるい感じです。冷蔵して冷めるともっと粘度が出てきます。熱々のうちにいい感じのトロミちゃん状態でホットケーキにかけたい場合は、コーンスターチの量を１.５倍に増やしてみてね。

オレンジジュース

今回使用しているオレンジジュースはこちら。

スペイン産の濃縮還元していないストレート果汁100%で香料も使っていないので、オレンジのしっかりとした味が楽しめます。

最後に

変色しない「バナナキャラメリゼ オレンジジュース編」いかがだったでしょうか？配合はあくまでもわかりやすいように、きりの良い数字にしていますが、もっとバターのコクが欲しいとか、もっと甘い方が好きだとかいう好みに合わせて、好きなようにアレンジしてね。

それでは次回もお楽しみに〜。
じゃね〜。