キャラクターのマカロンができるまで 第2回 マカロン作りに必要な道具とは? 

小さいお菓子

マカロン作りに必要な道具

こんにちは〜、おうちお菓子作りぴたんこです。本日のテーマは、マカロン作りに必要な道具とは?ということで道具の解説をしてみたいと思います。

「ハンドミキサー」

まず初めに、マカロン作りに必須の「メレンゲ」を作る時、絶対に必要な道具「ハンドミキサー」。メレンゲをフツーのホイッパー を使って、手で泡立てようと考えているそこのあなた!それは洗濯物を洗濯板で洗うようなものですよ。

だから〜、たとえが昭和なんだって!

アタクシのハンドミキサーは、この業界では名の知れた「クイジナート」のものですが、ちょっとお高めなので、お菓子道にハマりそうな予感がする方にはオススメできますが、予感がしない方はお手頃価格のハンドミキサーがいろいろ出ていますのでお好きなものをどうぞ。

と言いながら個人的にはホイッパーの羽の形が平たくないワイヤー状のものがオススメです。あと手に持って使うホイッパーのように形が下に向かってふくらんでいる下(しも)ぶくれの形が良いです。

なんで?

なんでって、泡立ちが早いし、洗いやすいし。

「メレンゲ用ボール」

次に必要な道具はメレンゲを泡立てるのに便利な「深くて小ぶりなボール」これがなかなか適当なものが見つからない。

左のボールは、深さ11cm 上の直径は17cm底の直径は10cmで尻すぼみな形状。

右のボールは、深さ10cm直径14cm 側面が真っ直ぐ立ち上がっているので、卵白がハンドミキサーのワイヤーに当たりやすく、左の尻すぼみのボールよりも泡立ちが早くて使いやすい。

メレンゲ作りで一番使っているボールです。いつどこで買ったのか忘れちゃったけどネットで見つけた近しいものはこちら。商品名は「サラダミックスボール」でした。

アタクシのは直径14cmだけどこちらは13cmだからさらに若干小ぶり。この上のサイズが直系16cmと20cmがありました。

底の美しいカーブと垂直の立ち上がりは、ハンドミキサーのワイヤーに卵白や生クリームが逃げずに当たってくれるので、早く泡立ち、かつ飛び散りにくいという利点があり、お菓子作りに無くてはならない逸品です。

「ストレーナー」

アーモンドパウダーと粉糖、ココアなど粉類を合わせてふるうストレーナー(粗めのふるい) 写真はダイソーの「手付きステンレスザル」200円

「ミニゴムベラ」

メレンゲと粉類を混ぜ合わせる時に使う「ミニゴムベラ」小さなメレンゲ用ボールの中で粉類を混ぜていくので、細くて小さなヘラなどでもOK。

「カード」と「大きめのボール」

マカロナージュするための道具「カード」と「大きめのボール」 マカロナージュとはカードを使って生地をボールの丸い側面にこすりつけ、気泡をすりつぶしていく作業工程のこと。

泡立てに最適な小さめのメレンゲ用ボールで泡立てたメレンゲに粉類を混ぜ合わせてから、この大きめのボールに生地を移してマカロナージュという工程に入ります。写真のボールはダイソーの直径24cm300円。

「絞り袋」と「口金」、そして「スタンド」

絞り袋は100均で売っている使い捨てタイプのもの。口金は口径6mm〜8mmを使っています。今回は6mmです。

写真の絞り袋はセリアで買った「エコー金属株式会社」の36×25cmです。6枚入りの同サイズの絞り袋には3種類のプラスチック製の口金が入っていて、うちひとつがマカロンを絞るのにいい感じの直径約6mmの丸口でした。(残り2つは切り込みが6つと8つの星口)

スタンドには縦長の軽量カップを使っています。適当な大きさがなければお茶の缶など似たような形の容器を使うか、家族の誰かに絞り袋を持ってもらうと良いです。

絞り袋の先端を少しだけ切り落として口金の先を出し、口金の上で絞り袋を一回ひねって口金の中に軽く押し込みます。スタンドがわりの軽量カップに入れて口を広げてセットしておきます。

「オーブンシート」または「シルパット」 そしてなぜか「ダンボール」

「シルパット」とは、赤茶色かオレンジの枠でふちどりされたデザインが特徴的な、グラスファイバーにシリコン樹脂加工を施したフランスで開発されたオーブン用シートで、マカロンなどを作るのに適しています。

「シルパット」はなかなか高価なので、これまでマカロンを作るときは、繰り返し使える「オーブンシート」を天板サイズに切って使っていました。

写真1枚目の「オーブンシート」は、洗って何度も使えるシート(グラスファイバーにふっ素樹脂加工を施したもの。薄茶色い) 

写真2枚目は、ラップのような箱に入っていることが多い使い捨てのツルツルした紙(グラシン紙にシリコン樹脂加工を施したもの。乳白色や薄茶色のものがある。オーブンシート、オーブンペーパー、クッキングシート、クッキングペーパー、ベイキングシート、ベイキングペーパーなどの名前で呼ばれている)

や、ややこしい。

「シルパット」はオーブンシートに比べるとだいぶ分厚くてゴム質な感じの、しっかりとしたシートです。最近ダイソーで「シルパット」にそっくりな「シリコーンマット」という製品を見つけたのでそれを使いたいと思います。

大きさは、たまたまアタクシの天板にぴったりの「24cm×36cm」と、正方形の「17cm×17cm」の2種類がありました。

ダイソーさん、ついにマカロン作りを強力にアシストしてくれるこんなものまで商品化してくれたのですね。なんと200円。ありがたいことです。(以前ショートブレッドで使いました)

写真1枚目がダイソーの「シリコーンマット」 写真2枚目が「ダンボール」

ダンボール?

 そう、天板サイズに切ったダンボールを使います。なんのために使うのかといえば、それは下火を抑えるためです。シリコンマットの下にしきます。ダンボールは必ず無地のものを使って下さい。印刷された部分があると、インクが焦げて悪臭が漂います。

ひ〜、毒々しい!!

「オーブン」

これはもう絶対に必要。最近は家庭用でもマカロンにとって最適なコンベクション(熱風を循環させる)機能があるようなので、デカめのオーブンレンジを検討してみてはいかがでしょうか?

アタクシが6年前に買ったシャープのオーブンは31Lと家庭用としてはデカめのサイズで、2段で天板も2枚ついて2万5千円くらいだったからコスパの良いお買い物でした。

今はAmazonで中古品しかなかったけど4万円くらいで後継機が出てました。機能面で細かいこと言うと長編コースになってしまうのでまた別枠でお届けしたいと思います。

「大きめのトレイ」と「タッパー」

出来上がったマカロンの生地は常温くらいに冷めるまで放置してシリコンマットからはがしたら、2枚セットにしてタッパーに入れて、冷凍保存。

または余裕があれば大きなバットやお盆、トレイなどに並べて、表面をキャラクターに仕上げたり、ガナッシュやクリームをサンドするところまで一気に進めます。

まとめ

100均でそろう物も多いけど、ハンドミキサーやオーブンなど、高価な物も必要です。高価なものは簡単には買い替えが効かないので慎重に選びましょう。アタクシなりのおすすめハンドミキサーをご紹介します。

オーブンは選択肢が多すぎるし機能も多すぎるのでオーブン選びは本当に悩ましいところです。最初はコスパ重視でいいと思いますが、サイズはデカい方が何かと使いやすいと思います。

今日はここまで。次回は、第3回 歴代の失敗から学ぶ おうちで作る失敗しないマカロンの作り方 注意点5つです。お楽しみに〜!

2023.11.29 追伸:大事な道具をひとつ忘れてた!○○○メレンゲで作るマカロンに絶対必要な道具

「温度計」!!

アタクシの使っているステンレストレイのサイズ 51×37cm(底面は49×35cm 縁の高さ2cm)が見つからず、少し小さめになりますが、46.5×34.5cm 高さ2.2cmというサイズのトレイを紹介します。重量は約1.1kgもあります。牛乳1リットルより少し重いくらい。

牛乳にたとえなくてもわかるがな。

少し小さめとはいえそれなりのサイズ感があります。送料なども確認してお買い求めください。

以前は食事用のお盆としても使っていましたが重すぎてやめました。

買う気が失せる情報付け足さんといてくれる?

最近はダイソーで、200円で結構でかいサイズのステンレストレイを発見しました。底面が凸凹なのが気になりますが、気にならない方にはオススメです。何せデカイのに軽くて安い!29×39cm×1.6cm→ダイソーネットストア

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