アイスクリームマシンがなくてもできる。ボールを抱えたまま味見が止まらなくなるシュガースポットバナナアイスクリームの作り方

フルーツ

はじめに

こんにちは〜、おうちお菓子作りぴたんこです。本日のテーマは「バナナアイスクリームの作り方 」をお届けします。タイトルにものせたように、病みつき度MAXなので、作った後、ボールを抱えたままフリーズしていないか注意しましょう。アイスクリームだけに・・・。

真冬のクソ寒い日にアイスクリームって、おっさん頭大丈夫か?

しかも今日はクリスマスなのに・・・。

シュガースポットバナナを見るたびにこのアイスを作りたくなってしまうのです。

シュガースポット出とらんやんけ!

シュガースポットって何?

シュガースポットとは日をおいたバナナに徐々に出てくる黒い点々のこと。これが出始めたバナナの方が香りが強くてお菓子作りには向いています。シュガースポットの出た熟れたバナナが苦手な方も、騙されたと思ってお菓子に使ってみて下さい。断然美味しくなりますから。ちなみにバナナは角(カド)が丸みをおびた、太っちょなやつが良いバナナの特徴です。スーパーで値引きされた太っちょで黒い点々バナナを見つけたら迷わず買い物カゴにダンクしましょう。ついでに値引きされた生クリームを見つけたら、こちらも迷わずダンクしましょう。

材料

バナナ(正味)400g
レモン汁30g
生クリーム200g
グラニュー糖50g
くるみ40g

バナナ400gは皮むき後の重さです。

レモン汁はイタリアのシチリア産がおすすめです。爽やかな香りが最高。今回はカルディのシチリア産オーガニックレモンジュースを使っています。

生クリームは、47%などの高脂肪生クリームで作るとよりアイスクリーム的な感じになります。今回はクリスマスで売り切れてたから、35%生クリームを使いました。35%でも若干固さやシャリ感が違う程度で問題なくできます。今回の47%とか35%の生クリームは近所のスーパーでよく見かける「高梨乳業」のものを使っています。「中沢乳業」も時々見かけます。会社や製品によってだいたい20〜50%近くまで様々な乳脂肪分の生クリームが存在します。生クリームはなるべく植物油脂や添加物を加えていない純正を使ってほしいです。お高いけど・・・。アタクシのこだわり。

おっさん、顎も悪いし先も短いから生クリームくらい好きなのお食べ。

おっさんのこだわりは聞いてね〜!じゃないの? 時々調子狂う・・・。

作り方

バナナはアイスクリームにする前に冷蔵庫で冷やしておきます。→生クリームと混ぜた時にバナナが生ぬるいと生クリームがダメージを受けて不味くなってしまうので。

バナナをレモン汁と一緒にポテトマッシャーでつぶしたらすぐ冷凍庫に入れておきます。その間に生クリームを泡立てたり、クルミを刻んだり、他の材料を準備しましょう。ただ冷凍庫に入れっぱなしで忘れると、かちこちバナナの出来上がり!になってしまうので注意してね。

ボールを冷やしたり、材料を冷やすのは、すべて生クリームを良い状態を保つために必要な準備です。生クリームはなるべく5℃以上にならないように、(10℃が限界!)買って家まで持ってくる間は、保冷剤やドライアイスなどで完璧に冷えた状態を保って下さい。生クリーム泡立て用のボールは冷凍庫で冷やしておいたものを使い、底を氷水に当てましょう。特に夏は。今は冬だからエアコンの効いていない寒い台所で頑張りましょう。

くるみはローストして刻んでおきます。サイズは好みだけどおっさんの好みは写真くらい。

おっさんの好みはどうでもええがな。

そうそう、そんな感じ。

生クリームはグラニュー糖(今回は50g)を加え、10ぶだて(分離する直前までしっかりと泡立てる)にしておきます。泡立てたら冷凍庫に入れておきましょう。

バナナをレモン汁と一緒にマッシャーで潰します。

芋ようかんの時の芋より硬くて大変。

ポテトマッシャー は芋ようかんしか使い道がないかと思ったら、バナナつぶしにも役に立つんだね。

このバナナの入った大きなボールにしっかりと泡立てた生クリームとくるみを混ぜます。

これじゃまだまだ泡立て方が足りない。もっとビシバシに泡立ててOK。

おっさん真夜中に頑張りすぎて、寝むたいんか?

ラップをして冷凍庫に入れ、ボールの側面から固まってくるので、30分〜1時間おきに混ぜて全体が均一に固まるように調整します。冷凍庫の中に長く入れておくとどうしても冷凍庫臭が付くのが心配なのでラップをして下さい。

最後に

完璧に固まると普通のスプーンですくうにはちょっと大変。アイスクリームスプーンを使った方がいいです。

カチカチになる前に、大きめのタッパーに移してあげた方がいいかも。

冷蔵庫にパーシャル室がある方は、そこに入れとけばサクッとスプーンが入る柔らかさですぐに美味しく食べられるよ。

パーシャルとは−3℃で微妙に凍った状態です。冷凍庫は−20℃くらいあるのでカチコチです。ちなみにチルドは0℃でギリギリ凍らない温度です。生クリームはチルドで保存して、チルド保存しておいた生クリームを使ってアイスを作り、冷凍庫でアイスを凍らせて、パーシャルに移して微凍結にしてから食べるのが理想的だと思います。高価な冷蔵庫なら急速冷凍の機能を使ってもっと短時間にアイスを凍らせることができるので、きっとバナナアイス依存症になることでしょう。

寒いクリスマスの夜にバナナアイスクリームなんて、おっさん何考えてんの?

これからクリスマスに売れ残った生クリームが安くなるかなと・・・。

次回もお楽しみに〜。
じゃね〜。

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