ダイソーのマドレーヌ型で作るマドレーヌ。シリーズ第1回。

小さいお菓子

はじめに

先日購入したダイソーのマドレーヌ型でマドレーヌを作るのであります。久々のお菓子作りの投稿なのであります。それでは行ってみましょう。

今回のポイント

通常は柔らかくしたバターを型に塗って、強力粉をまぶしたところに生地を流して焼くのですが、今回は型がフッ素樹脂ということで、そのまま生地を流して焼いてみます。

おっ、おっさんお得意の時短ですね。

いや、フッ素樹脂だから・・・。

配合

世の中にはいろんなマドレーヌの配合がありますが、基本的な配合比率はパウンドケーキと同じ卵と砂糖と薄力粉とバターが同割りです。ベーキングパウダーも入ります。他、副材料としてレモンの皮、ハチミツ、香料やお酒、アーモンドパウダーなどアレンジの幅も広い一生楽しめるお菓子です。

作ったことないくせに、よくもまあそんなにペラペラと。

・・・。

6個取りのマドレーヌ型4枚で合計24個分の配合です。たぶん。

全卵100
上白糖100
薄力粉100
ベーキングパウダー5
溶かしバター100
上白糖はグラニュー糖でも可

なんというシンプルで美しい配合なんでしょうか。

作り方

準備

・絞り袋に直径1cmの丸口金を付けて背の高い計量カップにセットしておきます。

絞り袋の先端は直径1cmの丸口金の先っちょが少しだけ出るように切って、口金をセットして、絞り袋をねじりながら口金の中に押し込んで、生地が漏れないようにした状態で、背の高い計量カップやお茶の缶などにセットしてから生地を流すのがおすすめ。

・天板をひっくり返して、オーブンに2枚セットしておきます。

天板ひっくり返しは、たまたまアタクシの天板サイズではマドレーヌ型2枚が収まらなかったための苦肉の策です。(前回の記事「ダイソーのマドレーヌ型」)

計量

・バターを陶器や耐熱ガラスの器などに入れて、耐熱ラップをしてレンジの最弱で少しづつ溶かします。アタクシのレンジの解凍モードでは、2分30秒〜3分くらいかかりました。

・ベーキングパウダーは小さくて軽いプラスチック製のフタなどで軽量し、薄力粉と一緒にして、ホイッパーでよく混ぜておきます。

今回も毎度お馴染み日清のダマになりにくい「こんな小麦粉ほしかった」を使用していますので振るっていませんが、フツーの薄力粉を使用している場合はベーキングパウダーと一緒に振るって下さい。

生地作り

・全卵をホイッパーで軽く溶きほぐしたら、上白糖を加えて左右に振る動きでしっかり混ぜます。

泡立てるわけではないので白っぽくなるまで混ぜなくてOK。白っぽくなるまで混ぜるというレシピも存在します。今回は口当たりの軽さよりもしっかりした食感のマドレーヌを目指します。

真冬は混ぜながら直火や湯煎にボールの底を当てて、ボールの底を触って冷たさを感じない、ほんのりぬるい感じに温めて下さい。この後混ぜる溶かしバターが徐々に固まり始め生地も絞りにくいです。

・薄力粉とベーキングパウダーを合わせた粉を一度に加えホイッパーを立ててぐるぐる混ぜます。
・薄力粉が混ざったら、温度約50℃の溶かしバターを一度に加えホイッパーを立ててぐるぐる混ぜます。温度を厳密に測らなくてもいいですが、ぬるいよりはアツアツ溶かしバターが理想的です。

溶かしバターをゆっくり注ぎながら混ぜるという説明をしているレシピがありますが、お菓子屋さんで2人で作る場合はできますが、家で一人で作る場合、一度に加えて全く問題なく混ざりますので気にせずバッシャーと全部入れてホイッパーでぐるぐるしましょう。

型に流す

その前に、ここでオーブンの予熱を200℃でスタート。天板はオーブンに入れっぱなしで温めます。

・絞り袋に生地を流してしっかり口をひねって、マドレーヌ型の深さの7〜8分めまで絞ります。一度にバッチリ決まることはないので、最終的に余った生地を全体に振り分けて微調整して下さい。逆に足りないときはあきらめましょう。

あきらめるんか〜い。

焼き方

さて、ひっくり返した天板で生地が天井にくっつかず上手く焼けるのでしょうか?

温度を180℃に設定して13〜15分 全体的に茶色く色づくまで焼きます。

たまたまだけど初めて作ったのにも関わらず、ぴったりの量、そして美しい見た目の焼き色。

やはりアタクシは天才なのかも。

あとは型を立ててコツンと振動を与えるだけでかわいいマドレーヌがコロコロと網の上に転がるはず。

転がるはず・・・。 あれ? 全く外れない。 叩いても型をひねっても全く外れない・・・。

あわわわわ・・・。どうしよう・・・。

失敗の天才。

ミニゴムベラでゴリゴリと無理矢理に外してみました。

最後に

泣きそう・・・。

かわいくてコロコロとした理想のマドレーヌとはほど遠いシロモノ。フッ素樹脂加工の型だからといってそのまま使うのはいけません。今回はものの見事に失敗してしまいました。

遺跡から出土した土器みたいね。

やかましいわ。

次回もお楽しみに〜。
じゃね〜。

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