「ネコじたチャイ」ってな〜に?
こんにちは〜!ぴたんこブログです。
最近チャイに目覚め、チャイにお熱な毎日です。ただアタクシは猫舌なのです。
出来立てのチャイをグイッと飲まれた経験のある方は、共感していただけると思いますが、なかなかにして猫舌殺しな飲み物です。
そこで今回は、猫舌さんでも作ってすぐに飲める「ネコじたチャイ」の作り方、いってみましょ〜。

冷たい牛乳でうすめりゃいいだけの話じゃん。

口をつつしめ〜い!このニワカめ~ぃ!

どの口が言うとんねん。

猫の口がそう言うとりますにゃ。
材料
500ml 入るタンブラー 1杯分(出来上がり450mlくらいです)
| 紅茶(アッサムCTC) | 10g |
| カルダモン | 3個 |
| セイロンシナモンスティック | 5cm |
| クローブ | 2個 |
| 黒胡椒 | 1粒 |
| 生姜(スライス) | 2枚 |
| お湯(ここは訂正箇所で「水」です。) | 150 |
| 牛乳 | 300 |
| 砂糖や蜂蜜 | お好みで |
カルダモン → 半分に切って種を出す。
セイロン シナモンスティック → 指で潰してバラす(カシアは硬いのでそのまま)
クローブ → そのまま
黒胡椒 →(無くてもOK)潰すとよりスパイシーに
生姜 スライス → 乾燥生姜でもOKです。
牛乳 → 150g×2つに分けておく。
追記:カルダモンを包丁で半分に切るよりも、まな板の上に乗せて、一粒づつ木ベラで押し潰した方がラクで早いです。シナモンスティックや粒胡椒も木ベラで潰してみてね。



グリーンカルダモンは鮮やかな緑色のものと、米のもみ殻のようにベージュ色のものがあります。品種違いなのかな?なんて思っていましたが、調べてみたら、鮮やかな緑色のものは新鮮なカルダモンで、ベージュ色のは古いものだそうです。
1枚目の写真、カルディで購入したカルダモンは比較的きれいな緑色ですが、2枚目、3枚目の写真のネットで購入したカルダモンは色が褪色している感じがします!みなさん、お気をつけあそばし。

3ヶ月くらいですっかり褪色してしまうみたい。鮮やかな緑色のグリーンカルダモンに出会うためには主な産地であるインドかグアテマラに飛びましょう。

鼻のあなにシナモンスティック詰めて飛ばしたるわ。
材料の準備と解説
アッサムCTC
CTCは、Crush(潰す) Tear(引き裂く) Curl(丸める)の頭文字。味が強く出るように加工された紅茶葉です。つぶつぶした見た目です。チャイには、味が強くてミルクによく合う「アッサムCTC」を使いましょう。

普通の紅茶葉しか無かったら?
例えばスーパーでよく見かける日東紅茶の「アッサムブレンド」なら、少し多めに使って作ってみてください。できないことないよ。

おっさんのユルい基準で勝手に決めんなや。
下、写真1枚目は、カルディの「Tea Fantasy アッサム」 40g とちょっと少なめです。
大きなサイズならネットでポチりましょう。写真2枚目がスパイス専門店 スパイスマーケット の「アッサムCTC」500g です。


シナモン
シナモンには「セイロンシナモン」と「カシア」があります。ここではセイロンシナモンの「アルバ(ALBA)」を使っています。(この商品は現在取り扱いが終了していました。最後に他の商品を紹介します)


セイロンシナモンの事がよく分かる動画をYou Tubeで見つけたので興味があればご視聴ください。カシアに多く含まれる「クマリン」についても触れています。
世界でたった1つの地域にしか存在しない「セイロンシナモン」とは?Business Insider Japan
Business Insider Japan
https://youtu.be/ZsQnO8IVz3o

こんなに手の込んだ工程で作られているんだ。びっくり。
中国、インドネシア、ベトナム産のカシアや、気候変動と後継者不足の問題にスリランカのセイロンシナモンが向き合っているリアルな現状が伝わってきました。
それと、カシアをカレーやシナモンロールにドッサリ入れて一度に摂取するのは控えたほうがよさそうです。クマリンによる肝臓障害が心配です。
シナモンとカシアの違い

でもどうやって見分けたらいいの? カシアって書いてないんですけど。

日本のシナモン表示もカシアと記載されているか、これからは気にして見てみる。
手始めに、うちにあるシナモンパウダーを見てみましょう。写真左側はギャバンのシナモンパウダー、右側はカルディで購入したセイロンシナモンパウダーです。


ギャバンの原材料表示にはベトナムと表示されていますので、カシアと推察しています。カルディのはスリランカ産ですが、原産国名がマレーシアというのはマレーシアで加工しているのでしょうか。

疑問が尽きないわね。

カルディで取り扱っているシナモンパウダーも値段の安いものはカシアじゃないかな。
シナモンとカシアの現状をAIに聞いてみた
世界の流通量の 8〜9割はカシア(Cassia) で、スーパーで「シナモンパウダー」として売られているものの大半がカシアです。
「シナモン(Cinnamon)」という名前はカシアも含む総称として扱われることが多いです。 EU・アメリカなどでは、カシアも「Cinnamon」と表示して販売されます。
ただし高級品の セイロンシナモン は “Ceylon Cinnamon” や “True Cinnamon” と明記され、差別化されます。
日本では、JAS(日本農林規格)や食品表示法によって、カシアも「シナモン」として流通しています。
漢方では「桂皮(けいひ)」=カシア、「肉桂(にっけい)」=セイロンシナモン、と区別されます。
正確に区別するには、「セイロンシナモン」「カシア(中国シナモン、インドネシアシナモン、ベトナムシナモン)」と明示するのが望ましいです。
とのことでした。
それではチャイに戻りまして、チャイにはシナモンスティックを使いましょう。粉末のシナモンしかないからって、粉末シナモン入れたら、茶こしで取りきれなくて、樹皮粉末なので水にも溶けず、飲み込むときにむせて大変です。ご注意を。

うげげ。粉末しかないんですけど!

シナモンが粉末しか無かったら、粉末を加えて煮出し、茶こしでこしたあと、さらにコーヒーのペーパーフィルターでこせばOK!

めんどくせ〜わ。

そだね。やっぱりシナモンスティックのほうがいいけど、あるものでチャレンジするのも楽しいよ。

コーヒーフィルターで漉してみたけど、目が詰まって溢れたわっ!!おっさん、テキトーなこと言ってんじゃねぇ!!

・・・。
生姜
生姜 スライス 2枚分を使います。アタクシは生姜好きなので3〜4枚入れちゃいます。
生の生姜を買ってきても余ってしまうことが多いと思うので、スライスしてレンジで乾燥して、冷凍保存してしまえば、チャイにもスープやカレーなどの料理にも使えて便利です。
スライスして、レンジに入るサイズの大きめのお皿に、並べる。




ふぐ刺し・・・。映え狙い・・・。

こんなにきれいに並べなくてもテキトーに広げれば大丈夫。
うちのレンジは700W(ワット)です。5分→3分→1分→乾燥するまで、1分を繰り返す。W数が小さい、または、少ない量の生姜でやる場合は、3分→2分→1分→乾燥するまで、1分を繰り返す。というふうに時間を調整してください。

レンジの中が、生姜の水分でびっしょりになるんですけど。

レンジ内の拭き掃除が大変。



触って完璧に乾燥していなくても、冷凍保存するから大丈夫。あまり神経質にレンジに掛けすぎると茶色く焦げてきます。乾燥したものから出してあげましょう。小さいタッパーに入れて冷凍保存。細かく刻んで中華スープやスリランカカレーに使うことが多いです。

チャイじゃないんかいっ!
作り方
1.手鍋にシナモンスティック、カルダモン、クローブ、生姜、黒胡椒を入れます。
2.1の手鍋に水150gを入れて中火にかけます。
3.沸騰したら弱火にして2~3分加熱する。
4.茶葉を10g加えて2~3分加熱する。
5. 牛乳150g加えて2~3分加熱する。
6. 茶こしを通してタンブラーなどに注ぐ。
7. 牛乳150g加える。
追記:最初は時短で熱湯スタートしていましたが、水から火にかけた方が、しっかりとした風味が出て、断然おいしかったです。ここは、おいしいチャイを作るために時短してはいけないところでした。チャイの神様ごめんなさい。
お好みで砂糖やはちみつなどを加えて下さい。甘さが入った方がチャイらしいです。







すごく手間暇がかかるけど、おいしいチャイを堪能するために頑張って!

一人前でこの残菜。卵1個分くらいある。贅沢すぎる飲み物。

こころして飲みましょう。なんてね。
まとめ
「ねこじたチャイ」の出来栄えはいかがだったでしょうか?ねこじたさんのためになったかな?

まだちょっと熱い。

熱かったり濃かったりしたら、最後に牛乳入れて調節してね。

もっとパンチがほしいんですけど。

自分が強くしたい味の材料を増やしてみてちょ。
お菓子作りと同様、自分好みのレシピにたどり着くのが楽しみのひとつでもあります。レシピにはないアレンジして、へんてこな味になっても新たな発見です。自分好みのチャイ作りを楽しんでみてね。

結局、冷たい牛乳でうすめりゃいいだけの話でした。おわり。

ずこ~っ。

最近は茶葉12g水200gちっさいカルダモンなら5粒入れてやってます。いろいろ変えてごめんちゃい。

最後はダジャレでしめたんか〜?
次回もお楽しみに〜。
じゃね~。
材料 道具 紹介
追記 2025.3.8
ガス火専用 IH不可です。ご注意を。
最近購入したアッサムCTCが良かったのでこちらをお勧めします。


こちらの商品を販売している『モクシャチャイ』は、東京・中目黒にあるチャイの有名店だそうです。

コスパもピカイチ!

グリーンカルダモンは?

グリーンカルダモンは写真はグリーンでも信用できん。

おっさん今まで買ったとこ以外でなんかない?

今度はここで買ってみようかな?

収穫した後、選別して梱包して港か空港まで送って、船便か空輸で持ってきて、お店に配送して、お店で小分けにしてお店のストックになってから注文が入って消費者の手に渡る頃には褪色したり香りが弱くなっていたりするのは仕方がないことなのかも。


コメント