こんにちは〜、おうちお菓子作り ぴたんこです。
2022年に書いたこちらの記事。今のアタクシが見てみると、だいぶ違った視点になっているので、改めて書き直したいと思い、筆をとりました。

筆じゃなくてキーボードでしょ。
最初の方は、少し手を加えて簡素化しましたが、そのまま残しておきます。今でも当時買ったはかりを使っていますので。
(注:以下「はかり」と呼んだり「計量器」と呼んだり「キッチンスケール」と呼んだりしますが、同じ意味です。)

統一せぇ!
2022年当時の記事
初めてのお菓子作り、道具選びの最後を飾るのは「はかり」です。ちまたにあふれるはかりの中から、いったい何を選んだら良いのでしょうか? オススメの「はかり」・・・。う〜ん、難しい。
おうちにはかりがあるならそれを使って下さい。お菓子作りを続けていくとベーキングパウダーやゼラチンなど、少量で効力の高い材料をはかるのに0.1g単位ではかれる計量器が欲しくなってきますが、家に1g単位のはかりがあるのに、あえて買う必要はないかなと。
毎日同じクオリティの製品を作り続けるお菓子屋さんじゃないし、おうちで作るお菓子作りは遊びなので多少の誤差を気にするよりも、とにかく何か作ってみてお菓子作りに触れた方が良いと思います。
道具はあるもので、後からどうしても欲しくなってから買い足す。この方針でいいと思います。とはいえ今、はかりがなく購入を考えている方にオススメのはかりとは!

何でもお好きなものを買って下さい。


何じゃそりゃ・・・。
道具のオススメとは結局、自分が使っているものしかよくわからんし、自分が使っているものがよく見えるというバイアス(考え方のかたより)がかかっていると思うのであります。ということで、万人におすすめできるものはありませんが、現在アタクシが使っているはかりを紹介します。

この計量器はUSB充電。かつ電池も使えます。縦の長さが14cm、横10cm、厚みが1.8cmくらい。「Miya デジタルクッキングスケール 0.1g単位」というこのはかり、レビューの賛否が分かれるところですが、3年前に購入し今のところ元気に動いています。
ボタンが少し硬いという特徴があります。上に大きめのボールを乗せると表示が見にくいです。
計量範囲は0.1g〜3000g(3k)までです。注意して欲しいのは、このはかりと見た目がそっくりなはかりが2つ見つかりましたが、ひとつはUSB充電がなく、もうひとつは計量範囲が0.01g〜600gというものでした。
0.01g単位って何をはかるんでしょうか?紛らわしいことです。お気をつけ遊ばし。
2025年の追加記事はここから
Amazonはサクラだらけ?
最初に紹介したアタクシが使っている「Miya デジタルクッキングスケール 0.1g単位」は在庫切れしていたので、似たようなものを探して、以前、「BOMATA(ボマタ) キッチンスケール」というはかりを紹介しましたが、Amazonでのレビューには商品によってサクラが多く存在し、全く当てにならないということを知り、改めてオススメのキッチンスケールについて考察したいと思います。
他の記事でも触れていますが、Amazonのレビューは「サクラチェッカー」で確認した方が良いと思います。また、販売元もできればチェックした方が良さそうです。
サクラチェッカーについては パソコン博士TAIKIさんのYouTube をご参照下さい。
結論は日本メーカーの商品を購入して下さい
信頼できる日本メーカー例
- タニタ(TANITA)日本の老舗計測器メーカー。

知っとるわ。
なぜ日本のメーカーを応援したいのか
日本の技術や知的財産が流出し、安価な中華製品が膨大なサクラレビューによって大量に売られ、アタクシのような何も知らない人間が、得したような気分になって買っているのでは?と思い、現状をどのように見極めたらよいものか分からず、ChatGPTに聞いてみることにしました。以下はその回答の要点です。

おっさん、買ったし、ここで紹介してたもんな。
ChatGPTによる回答
日本メーカーが中国で生産する背景
- コスト削減のために中国に工場を委託
人件費・材料費が安い時期に、日本を含む多くのメーカーが中国に生産拠点を設けました。 - 現地企業との合弁やOEM生産
中国の協力工場に技術を提供して製品を作らせる形が多いです。
技術・知財流出のリスク
- 生産ノウハウや設計図、金型などが工場側にコピーされやすい。
- OEM工場が裏で「同じ設計の製品」を自社ブランドや無名ブランドで製造し、Amazonなどで安価に販売。
- 特許や意匠権を持っていても、中国国内での権利執行が難しいため、実質的に模倣品が野放しになってしまうケースが多い。
Amazonでの販売状況
- 中国系セラーが直接日本市場に参入できるため、物流コストを抑えつつ低価格で販売可能。
- 大量の「サクラレビュー」によってランキングを上げ、信頼性があるように見せる。
- 日本メーカーの正規品よりも「見た目はほぼ同じで安い商品」が売れてしまう。
日本メーカーへの影響
- 正規品は品質・安全性で勝っていても、価格差が大きすぎて消費者が流れてしまう。
- ブランド力が弱い中小メーカーは、模倣品に押されて撤退する例も。
- 大手メーカーは、製造拠点を再び国内や東南アジアへ移す動きが増えている。
対策の動き
- Amazonや楽天は形式的にはサクラレビューや模倣品を規制していますが、実効性は十分でないと指摘されています。
- 経産省・特許庁も中小企業向けに知財流出対策の支援を開始。
- 企業側は、
- 生産委託先を複数化する
- 核心部分は国内生産にする
- IoTやクラウドでの管理を強化する
などでリスクを分散しています。
結論として
「中国工場経由で技術が流出し、模倣品が安くAmazonで売られる」という構図は、確かに多くの日本メーカーが直面している現実です。
消費者としては、レビューをうのみにせず、販売元・ブランドの正規性を確認することが重要です。

ムム、ムムム。

抜き差しならない状況ね。
見分ける方法
見分ける方法の情報が多すぎたので抜粋してお届けします。
販売元やブランド名を確認
- 「販売元: ○○商事」「発送元: Amazon.co.jp」といった表記を必ずチェック。
- 正規品は「メーカー名」または「Amazon.co.jp」が販売元になっていることが多い。
- 怪しい商品にありがちな特徴:ブランド名が聞いたことない英語風(例:Etekcity、TOPRANK、COZII…)
価格が極端に安い
- 正規品の相場より3〜5割以上安ければ、まず疑ってよい。
- 特に「似たような商品が乱立」しているジャンルは要注意(キッチンスケール、家電小物、ケーブル類など)
安心して買うための工夫
- 公式ストア・正規代理店から購入
Amazonなら「○○公式直営店」と表記があるか確認。 - レビューの外部チェックツールを使う
「サクラチェッカー」「Keepa」などで怪しいレビューを見分けられる。 - 少し高くても公式を選ぶ
長期的に見ると品質・安全性・サポート面でお得。
USB充電のキッチンスケール
アタクシとしては、USB充電の方が便利だと思っていたので、なぜ日本のメーカーでは見つけられず、中華製品ばかりがUSB充電を採用しているのかも聞いてみました。
日本や欧米メーカーは「信頼性・安全性」を重視する
- キッチンスケールは 水や粉がかかる場所で使う調理器具 です。
- USB端子を付けると、防水性・耐久性を確保する設計が難しく、故障や感電リスクが増えます。
- 日本や欧米メーカーは長期使用や安全を重視するので、あえて電池式を採用しています。
電池式で十分だから
- キッチンスケールは消費電力が非常に少なく、単4電池やボタン電池で数か月〜1年以上動作します。
- そのため「充電するより電池交換のほうが手軽」と考えるユーザーが多く、
大手メーカーがUSB充電式を出すメリットが小さいのです。
中華メーカーは「差別化」と「話題性」で投入している
- 中国の新興メーカーはAmazonやAliExpressで販売する際、
「USB充電式」という一見便利そうな機能を加えて差別化しています。 - 実際にはバッテリー寿命や端子の耐久性が弱く、長く使うと不便になるケースも多い。
- 価格重視で短期使用なら問題ありませんが、長期信頼性は低めです。
結果として…
- 大手(日欧メーカー) → 電池式で安全・長寿命を優先
- 中華メーカー → USB充電式で安さと目新しさをアピール
このため、USB充電式は「中国製ばかり」になっているのです。まとめると、「USB充電は一見便利そうだけど、実際は故障リスクや寿命の問題があるため、信頼性を重視する日本メーカーは採用しにくい。だから中華製に多い」という構図なんですね。

以上、改めての考察でした。

考察しとるのChatGPTやんけ。
おすすめキッチンスケール
アタクシがキッチンスケールに求める条件は2つ。
・その1 「上限3000g 」
ダイソーの大きいガラスボールは1300g 近くあり、上限2000gだと、このガラスボールに材料700g 以上入れて計量するとオーバーしてしまうので。
・その2 「 0.1g 」単位の計量ができること。
これはもちろん、ベーキングパウダーやペクチン、ゼラチン、スパイスなど少量計る時に便利。
こちら「KW-320-WH」は、上限3kgまで計れて、最小単位0.1g 計測。防水機能あり。
こちら「KJ-304」は、上限3kgまで計れて、最小単位0.1g 計測。「HOLDモード」付き。
HOLDモードとは、 はかるものを下ろした後も計測結果が消えない機能で、大きめの郵便物など表示画面が隠れてしまう時に使います。
最後に
アタクシの経験上、はかりはよく壊れます。それだけ繊細な作りだと思うので、上に物をのせる時も、お掃除で拭く時も、そっとでお願いします。
さて、そんなこんなで道具シリーズの終了です。いかがだったでしょうか?

製菓道具は種類がめちゃめちゃあるので道具の紹介ばかりしていたら道具ブログになってしまう〜。

早くお菓子を作りなさいよっ!
ということで、ここで紹介した道具以外もあれやこれや使ってお菓子作りを進めていきます。
それでは次回もお楽しみに、じゃね〜。
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