鳩サブレー|鎌倉で愛され続ける定番土産の魅力とは

コラム・エッセイ

こんにちは〜。 おうちお菓子作りぴたんこです。

はじめに

つい先日職場のスタッフから鳩サブレーをいただきました。

おっ、またまた お菓子攻勢ですな。

話題に事欠きませぬな。

鳩サブレーとは

日本で「サブレ」と聞いて まず真っ先に思い浮かぶ存在は、鎌倉は豊島屋の「鳩サブレー」

ほんまかいな。

明治時代から続く歴史、お土産・贈答菓子としての全国的な知名度。これはもうお菓子を超えて「文化」に近い存在ですね。

鳩のかわいいデザインに、一枚一枚個包装になっていて、もう一枚食べようか迷う絶妙なサイズ感。

手のひらサイズ。

原材料

原材料は、小麦粉、砂糖、バター、鶏卵、膨張剤 の5種類。

このシンプルで余計なものが入っていない感じがアタクシ好み。

おっさんの好みはどーでもええがな。

子供にも間違いなく好まれると思いますが、時代に流されない無骨さを ゆっくり味わいたい大人のお菓子なのです。

よっ、菓子評論家!!

黙らっしゃい。

「サブレ」という言葉は知らなくても、「鳩サブレー」は知っていて食べたことがある。という方が多いのではないでしょうか。

ということで早速 実食タイム。

食べ始めたら あっという間に全部食ってもうた…。

もう一枚食べようか迷う絶妙なサイズ感じゃなかったんかい!

サブレ大好き。何サブレでもいいから もっと食べたい。

鳩サブレーにしなさい!

実食タイムの後は食レポせんかいっ!

・・・。

食レポ

お菓子のクッキー生地としてよく作るパートシュクレやパートサブレのような生地の 焼き上がりの表面のような緻密な感じではないです。

表面がざらついた素朴な感じで、昔 子供の時に食べたお菓子「そばぼうろ」の質感を思い出しました。

そばぼうろってなんやねん。

花形で中央に穴が空いた昭和の駄菓子ビスケット。

16世紀頃に南蛮菓子と共に伝わった言葉、ポルトガル語の bolo(ボーロ…ケーキ全般を指す言葉)が日本で「ぼうろ」と呼ばれ、「丸ぼうろ」「たまごぼうろ」「そばぼうろ」など、焼き菓子寄りに変化していった模様です。そば粉を配合して作られる焼き菓子が「そばぼうろ」です。

子供の時に食べた駄菓子的なものって美味しい記憶として残っているけど、今食べたらきっと そんなにたくさん食べたいとは思わないんじゃないかな。

勝手な偏見でものを言うんじゃありません。駄菓子も進化しているのです。

でも、鳩サブレーの味わいは全く違います。当たり前だけど。次々と食べてしまいます。ショートブレッドガレットブルトンヌと同じ、バターの魅力ってすごいです。

しっかりとした厚みとざっくりと粗めの食感は、ベーキングパウダー(膨張剤)と卵の配合量によるものなのかしら?

素朴で自然なバターの香りがするサブレでした。

おっさん、自然なバターの香りと人工的なバターの香りの違いがわかるんかい。

すみません、アレルギー性鼻炎なもので。

わかっとらんのかいっ!

・・・。

ではまた、次回もお楽しみに。じゃね〜!

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