こんにちは〜、おうちお菓子作りぴたんこです。
バナナトーストの回で紹介した手作りチョコレートソース、お待たせ致しました。それでは、ココアで作るチョコレートソース。いってみましょう。
はじめに
バンホーテンやハーシーのチョコレートソースを買わなくても、ココアがあれば、おうちで簡単にできてしまうチョコレートソース。
アタクシは牛乳やモーツァルト(チョコレートリキュール)、ハチミツなどでアレンジしてしまうけど、基本的には、ココアと水、砂糖でできてしまいます。
まずはチョコレートソースの2大巨頭「バンホーテン」と「ハーシー」の原材料を参考にしてみましょう。商品名はどちらも「チョコレートソース」ではなく、「チョコレートシロップ」です。
メジャーなチョコレートシロップ
バンホーテンの原材料
果糖ぶどう糖液糖、水飴、砂糖、ココアパウダー、食塩、乳化剤、香料、増粘多糖類
ハーシーの原材料
水あめ(国内製造)、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、ココア、食塩/増粘剤(キサンタンガム)、香料(保存料ソルビン酸Kが、入っているものと入っていないものがあります。)
どちらもほぼ「水飴などの糖分」と「ココア」。 「塩」と「添加物」は無視。
だから「砂糖」と「ココア」を「水」で溶いたら出来るというカラクリ。

おっさん、「水飴などの糖分」を「水」と「砂糖」に変えたらあかんやろ。

どんなカラクリやねん。

・・・。
配合
ココア | 50 |
水(牛乳でも可) | 100 |
グラニュー糖 | 25 |
初めて作る場合は、この半量で作った方が良いと思います。

粘度の微調整を何度も実験、体験できるからね。

ちまちま実験なんかしたないねん。すぐ使いたいわ。

作りやすい少量の配合にしてよ。

はい、ただいま。
ココア | 20 |
水(牛乳でも可) | 40 |
グラニュー糖 | 10 |
かなりの回数混ぜるので、グラニュー糖や上白糖など、粒子の粗い普段使いの砂糖でも十分溶けます。
まずはココアと砂糖を計量します。
品質管理の悪いダマダマになっているココアは、計量する前に必ず漉し器などで振るいましょう。


写真に写っている容器は、飛び散りやすいココアパウダーを混ぜるのに大きさや深さがちょうど良い「ナカヤ化学産業株式会社」の「そのまま食卓ボウル 深型」 ダイソーで購入しました。
2つあるサイズの大きい方です。 深型小ではなく深型です。

どっちでもええわ。

あと、ミニホイッパーも必要。

ダイソーの神セット。
それからミニゴムベラもあると便利。最近ダイソーの白と茶色の2色展開のミニゴムベラすごく良くできてる。以前紹介した中島桐次郎商店の黒いミニゴムベラとほぼ同じ形状と質感で先端までしっかり芯が入ってゴムベラの作りとしては100均のクオリティを遥かに超えた商品。ゴムベラについての過去記事はこちら。

同じ会社が作っているのかしら?


どんだけ買うてんねん。おっさん、頭おかしいんとちゃうか? 転売ヤーかと思たわ。

こ、興奮してつい。

どんな性癖してんねん。
ここからさらに少しずつ水(又は牛乳)を加えていって、トロッとした柔らかいペースト状にします。
水(又は牛乳)を入れて根気よくかき混ぜていくと、


こんな感じの硬めのペースト状になります。
かなりしっかりと混ぜて下さい。ココアパウダーはココアバターという油脂が2割近くも含まれています。水の中でぷかぷか浮いてなかなか馴染んでくれませんので、最初はビチャビチャな感じで、水入れすぎやないかいっ!と思うかもしれませんが、混ぜているうちにだんだんと馴染んでペースト状になっていきます。
ただし、水の方が牛乳よりも、同じ量入れた場合、若干ゆるくなります。配合量の水の9割くらいを加え、残り1割を調整に使ってみて下さい。柔らかくなりすぎてしまった場合は、ココアを少量足して硬さ調節して下さい。逆に硬めの場合はさらに水を少量追加して下さい。


ツノがピンと立つこの状態はまだ硬め。

慎重に、ちょっとずつ。


ツノの先端がフニャっと曲がる、この状態がベスト。

黒くて見えねーわ。
背の高い計量カップ(又はお茶の缶など)にセットした絞り袋に入れます。



カードで絞り袋の先に寄せて(空気が抜けないので適度に)入り口をねじって折って輪ゴムでしっかり止めます。(輪ゴム2本くらい重ねて使ったほうが安心)

入り口をねじって縛ればいいだけなんじゃないの?

確かに・・・。
ペーストが細く出るように、先端をほんの少しだけ切って使って下さい。
今回使用した絞り袋はこちら。ダイソーの「クリームしぼり袋」24cm×35cm 12枚入り。

基本的に「ココア:水分」が、「1:2」ですが、最後の粘度の微調整は絶対に必要です。

あんまり甘くないんですけど。
原材料は多い順に表示されているので、上記で紹介した2商品は、ココアよりも糖分の方が多いです。
アタクシの配合はかなり糖分控えめ、ビターなチョコレートソースです。お好みで砂糖を増やして下さいね。
水飴や増粘多糖類などの材料が入っていないので、絞った後に表面が乾燥して、艶やかな状態から艶消しマットな見た目に変わります。
甘翔けるおじさんの閃きスペシャル

その恥ずかしいタイトル。どーにかしてほしいわ。

また、るろうにさんをパクっている。

アタクシは砂糖を入れず、ココアに牛乳とモーツァルトというチョコレートリキュールとハチミツを加え、最後に牛乳で粘度調節しています。
ココア | 50 |
牛乳 | 50 |
モーツァルト | 30 |
ハチミツ | 20 |

おっさん、モーツァルト入れすぎ。

アルコールいっぱい入れたら日持ちするかなと・・・。

どんな目的で入れとんねん。

「ココア:牛乳+モーツァルト+ハチミツ」が「1:2」になるように計量してんのね。
ちなみにハチミツも水並みにココアの粘度がゆるくなってしまうので、水分のつもりで計量しておいた方が無難です。
次回もお楽しみに。じゃね〜。
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