キャラクターのマカロンができるまで 第5回 おうちで作る失敗しないマカロンの作り方 スイスメレンゲとぴたんこ配合の巻 その2

小さいお菓子

はじめに

こんにちは〜、おうちお菓子作りぴたんこです。今回は「キャラクターマカロン」の配合決定版をお届けします。

ふ〜、あれから試作に次ぐ試作。なんだか頭がくらくらしてきた。

数字をそろえるというこだわりから自由になれたかしら。

フレンチメレンゲで得た大事な経験を忘れとった。

なんでもええから、はよ教えてんか。

配合

前回の基本配合

卵白50
グラニュー糖50
アーモンドパウダー50
粉糖50
ココア5

前回と基本配合に変わりはありません。

ないんかいっ!最後にココアを2gまで減らしたら、底がへこんどったやないかい。

・・・。

キャラクターマカロンの配合

キャラクター用のマカロンの色つけはココア2〜3gとします。

2gがおっさんの色で、3gがオイラの色かな?もしかしておっさん無着色か?

もう5年も前のことで忘れてもうた。

で、ココアを5〜10g入れた配合がうまくいったから、それを基準にして、ココアを減らしたぶん、卵白も45gまで減らして粉類と水分の配合バランスをとってみました。

卵白45
グラニュー糖50
アーモンドパウダー50
粉糖50
ココア3

ぴたんこではなくなりましたな。

究極のぴたんこ配合じゃなくなっちゃったけど許してね。

うまく焼けたら許してやる。

焼き方

元々の焼き方がこちら、

オーブンの予熱を200℃に設定します。予熱完了したら、マカロンを入れ、150℃で15分焼き、ダンボールを外してさらに3分焼く。 (少し長く焼きすぎな感じがして・・・。)

新しい焼き方がこちら、

キャラクターマカロン用の小さめのマカロンの場合は、
オーブンの予熱を200℃に設定します。予熱完了したら、マカロンを入れ、150℃で13分焼き、(←ここを15分ではなく13分に変えました)ダンボールを外してさらに1分焼く。(←ここを3分ではなく1分に変えました)トータル14分焼いています。

これはキャラクター用に直径2.5cmに絞って3cmに広がる小さめのマカロンでうまく焼けた時間なので、直径3cmに絞って3.5cmに広がる大きめのマカロンの場合は、オーブンの予熱200℃設定150℃で14分焼きダンボールを外してさらに1分焼く。トータル15分焼いて下さい。

オーブンの中で膨らみすぎて、また底が持ち上がってヘコんでしまうのでは?と心配しましたが、杞憂に終わってほっと一息。

オーブンのフタの開け閉めのスピード感がとても大事です。寒い冬にもたもたしてるとオーブン庫内の温度がかなり下がってしまい、焼き時間にズレが生じてしまいます。ダンボールを取る時は焦って失敗しないように、オーブンのフタを閉めてONの加熱状態にしてから、ダンボールを外しましょう。外したら素早くオーブンに戻し、冷めないようにして下さい。

最後に

オーブンがアタクシのオーブンに似たような電気オーブンでないと、違う結果になってしまうと思いますが、基本的な原理は、最初に200℃前後の高温で表面を焼き固めてしっかりとした膜を作り140〜160℃の中温で中まで火を通すという感じです。同じ温度で最後まで焼くレシピもありますので、そこがマカロンの複雑で正解がないな〜と思うところでもあります。まだまだ確信には至りませんが、現在のアタクシの最適解と思えるレシピの紹介でした。

ちなみに140℃くらいの低温で最初から最後までじっくり焼いて断面を比較すると、表面の皮膜がすごく薄くて割れやすかったです。

おっさん、首の皮一枚ギリギリつながってよかったやん。

・・・。

現在の配合、焼き方、焼き時間など、新しい発見があれば、都度更新しますので、絶対的なものではありまへん。ご承知おき下さい。

次回はいよいよ第6回「かわいいを作るルール」についてお届けします。お楽しみに〜。

コメント

タイトルとURLをコピーしました