ココア味のラングドシャ
基本的な製法は、「ラングドシャを作ってみよう! 第2回 基本配合で作るラングドシャ」をご参照ください。
バター | 50g |
粉糖 | 50g |
卵白 | 50g |
薄力粉 | 40g |
ココア | 10g |
薄力粉の20%をココアにおきかえてみました。
ココアは薄力粉と一緒に振るってから、使用前の乾いたホイッパーで混ぜておいてください。
コーヒー味のラングドシャ
バター | 50g |
粉糖 | 50g |
卵白 | 50g |
薄力粉 | 50g |
インスタントコーヒー | 2.5g |
薄力粉の5%のインスタントコーヒーを加えてみました。
インスタントコーヒーを加える時の注意点
粒々の粗いインスタントコーヒーは薄力粉と一緒にしてはいけません。全く混ざっていかないです。かならず卵白に加えて完全に溶けるまでよく混ぜて下さい。冬は湯煎にあてながら卵白をあたためる過程でミニホイッパーでよく混ぜて溶かして下さい。
卵白に溶かそうとしても、かなり溶けにくいのでひたすら混ぜ続ける作業がかなりめんどくさいです。もともと細かな粉末状のインスタントコーヒーを使うか、ご家庭にイワタニの「ミルサー」か「すり鉢」があれば、粉砕しておくことをおススメします。
「ミルサー」も「すり鉢」もないんですけど。
ほな、卵白に溶けるまで頑張って混ぜなはれ。
粒々の粗いインスタントコーヒーをミルサーにかけて微粉末にし、薄力粉の方に混ぜてみたところ、粉混ぜ程度の混ぜ回数では全てが溶けることなく、焼く前は生地中に細かい粒々が残っているような見た目でした。
焼き上がりの見た目はコーヒー粉末の粒々はそれほど目立たず悪くない仕上がりです。
最後に
ラングドシャって、シンプルな材料と、混ぜていくだけの簡単製法と、いろんなアレンジが楽しめて、わりと保存もしやすいので、おやつにもプレゼントにも最適!!
この他にも、「抹茶」や「紅茶」も美味しそう。と思ったから抹茶買ってきたけど、イワタニミルサーで粉砕すれば煎茶でも出来そうだから作ってみました。
抹茶買ってきたなら抹茶使わんかいっ!
煎茶のラングドシャ
バター | 50g |
粉糖 | 50g |
卵白 | 50g |
薄力粉 | 50g |
煎茶 | 5g |
薄力粉の10%の煎茶を加えてみました。
煎茶はイワタニのミルサーで粉砕してから計量。粉砕しきれないかたまり部分が目立つ場合は茶漉しで振るってから計量して下さい。
青のりみたいね。
余計なこと言わんといて。
煎茶を紅茶葉に置き換えれば紅茶のラングドシャになります。
イワタニ ミルサー
お菓子つくりを続けていくと、いつかきっと欲しくなるイワタニ(岩谷産業株式会社)の「ミルサー」 抹茶がなくても、煎茶を抹茶の如く粉砕します。紅茶の茶葉もね。今回のような粒の粗いインスタントコーヒーも、あっという間に微粉末にしてくれます。焼き菓子などに混ぜ込みたい材料を微細な粉末にするのに役に立ちます。
アタクシのミルサーは古いタイプだから新しいミルサーと刃の形状が違います。
アタクシは最初、手作りのふりかけを作る目的で購入しましたが、粉砕能力が高すぎて、煙がでるほど(故障の煙じゃないよ、材料が細かくなりすぎて立ち上る材料の粉煙)むせ返るほどに微粉末になってしまい、こんなふりかけ窒息してまうわっ!と思いましたが、お菓子の用途で使うには逆にこの微粉末がいい!ということで重宝しています。
次回は、第5回 いいとこ取りとチョコサンド です。お楽しみに〜。
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