はじめに
生チョコって、なんだかんだ言っていちばん簡単にできて、一番感動的なお菓子です。「なんかもう間に合わない」とか「明日持っていきた~い」な時にはこれ!
そんでもってまたまた「業務スーパーのベルギー産チョコレート」のお世話になります。

道具
- バット1枚 (今回使っているステンレスバットのサイズは、底面のサイズが「14cm×18cm」、間口(まぐち…上部分)のサイズが 「16cm×20cm」、高さ 「 2.5cm」です)
- クッキングペーパー
- 耐熱ガラスボール
- 直径20cmくらいのボール
- ゴムベラ
- まな板
- 包丁
- カード
- 茶漉し
- ストレーナー(ザル)
- 大きめのタッパー (今回使用しているタッパーは、「14cm×20cm×高さ8cm」のものです)
下準備
バットにクッキングペーパーをしいておきます。



バットの上にはみ出したクッキングペーパーはバットの高さに合わせて切り落としておいた方が良いです。後でラップをかぶせる時に干渉すると邪魔なので。
紙を敷くのがめんどくさい方は、バットの底にラップをしいてください。

なんでやねん!先に言わんかいっ!

この紙しきをマスターしておけば、バットでケーキが焼けるのであ〜る。

バットでケーキを焼くときに紹介せぇ!
材料
業務スーパーのベルギー産チョコレート「ダーク」と「ミルク」を同量ずつ使います。
バット1枚分 | |
ダークチョコレート | 150 |
ミルクチョコレート | 150 |
35% 生クリーム | 90 |
レモン汁 | 30 |
ココア(仕上げ用) | 適量 |
レモン汁は、KALDI(カルディ)の「シチリア産 オーガニックレモン(300ml)」を使っています。 または、BIOCA(ビオカ)の「イタリア・シチリア産 有機レモン ストレート果汁100% (360ml)」 または、TOPVALU(トップバリュ)の「オーガニック レモン果汁(イタリア・シチリア島産200ml )」などが使いやすい量でおすすめです。

使いやすい量て、イタリア・シチリア推しじゃないんかいっ!

爽やかな香りとしびれる酸味がブラボー。

やっぱりイタリアかぶれ…。
作り方
作り方は2通りあります。1つは、レモン汁以外の材料をすべて耐熱のボールに入れて、電子レンジであたためてから混ぜ、最後にレモン汁を混ぜる方法。
もう1つは、生クリームを鍋で沸かして、溶かしたチョコレートと合わせ、最後にレモン汁と合わせる方法です。今回は電子レンジで作ります。
1.2種類のチョコを細かく刻んで、生クリームとともに耐熱ガラスボールに入れましょう。



2. 電子レンジで1分→30秒→と少しずつ時間を減らしながら、40℃くらいに温める。(ボールの底を手の平で触って確認。お風呂くらいの温度です)ゴムベラでボールの中心をぐるぐる混ぜる。(ここではまだ分離状態)
3. レモン汁を加える。(冬はレンジにかけて30〜40℃くらいにあたためて)ゴムベラでボールの中心をぐるぐる混ぜる。うまくいくと中心から乳化が進んで、つややかな状態になります。ゴムベラを動かす円を少しずつ広げていって全体を乳化させます。
4. バットに流して表面にラップして冷蔵庫で3時間以上、できれば一晩冷やし固める。

5. ココアを30g計量し、(この計量はテキトーでOK)茶こしで1回振るってダマをなくす。スプーンの背を使って押し出すとラク。
振るったココアをすくい、再び茶こしに入れてまな板に薄く振る。その上に、生チョコをひっくり返して置き、紙を剥がして生チョコの上にも茶こしでココアを薄く振る。(茶こしの縁をスプーンで軽くトントンしながら振りかけます)





6. 写真のように、適当なサイコロ状にカットする。



7. カットした生チョコをタッパーに入れ、残ったココアも全てタッパーに入れ、フタをして振る。
(まな板から生チョコをタッパーに移す時、カードを使うとラク。カードがない場合は、ゴムベラで少しずつ移すか、短い定規、牛乳パックで作った手作りカードなどなど、平らで使えそうなものを探して工夫してみてね。)



8. ボールの上にセットしたストレーナー(ザル)にあけて、余分なココアをふるい落とす。
余分なココアは、水や牛乳で溶いてココアドリンクにしていただきましょう。抗酸化作用の強いカカオポリフェノールは健康的なお飲み物ですのよ。


9. 出来上がり。

まとめ
・今回は「ダーク」と「ミルク」を同量ずつ使いましたが、どちらか1種類を使っても大丈夫。ミルクだけで作ると、ダークだけで作るよりも柔らかくなります。
柔らかくて切りにくいけど、これはこれで柔らか生チョコとしていいと思います。しっかりとした硬さにしたい場合は生クリームを1割くらい(90g→80gに)減らしてみて下さい。
・カットする前の状態で、2日も3日も冷蔵庫に入れっぱなしにしておいた生チョコをカットしようとしたら、細かくヒビが入ってうまく切れませんでした。しっかり固まったら早めにカットして下さい。

単純に生クリームが少ないだけなんじゃないの?
・冷蔵庫においておくと、表面に振るったココアが徐々に湿気ってきます。タッパーに入れて再びココアをまぶしてあげれば元通りになりますが日持ちは冷蔵5日くらいと考えて、保存はなるべく冷凍庫をおすすめします。

口当たりが良すぎて食べすぎてしまう。生チョコ依存になってしまうわ。

う、うますぎる。はぁはぁ…。

これは早く人にあげてしまったほうが身のためだ~。
ということで今回はここまで。次回もお楽しみに〜。じゃね~。
ここからは追記だよ!!
なかなかキレイな乳化状態に混ぜることが難しく、あれやこれやと試してみること数週間。改めて配合と作り方を見直しました。この配合と作り方を守って作れば必ずうまくいく、はず・・・。
チョコレートは相変わらず業務スーパーのベルギー産400gの大判サイズを使っております。生クリームは中沢の純正35%を使っています。2つ目の配合のラズベリーピュレは、これまた業務スーパーの冷凍ラズベリーです。

生チョコ依存症であると共に、業務スーパー依存症です。
レモン風味の生チョコ
バット1枚分 | |
ミルクチョコレート | 300 |
35% 生クリーム | 70 |
レモン汁 | 50 |
ココア(仕上げ用) | 適量 |

レモン汁の量が20gも増えたのね。
ラズベリー風味の生チョコ
バット1枚分 | |
ミルクチョコレート | 300 |
35% 生クリーム | 70 |
ラズベリーピュレ | 50 |
ココア(仕上げ用) | 適量 |
先に、ラズベリーピュレを業務スーパーの冷凍ラズベリーで作ります。
以前、解凍して潰してそのまま使ったらタネだらけだったので、解凍後にストレーナーで裏ごしして下さい。今回は50gのピュレを作るのに100gの冷凍ラズベリーを使って種を取り除いて、ちょうど50gくらいでした。

半分くらい種!
100gの冷凍ラズベリーをレンジで1分30秒くらい(700Wの場合)かけてから裏ごし。電子レンジのW(ワット)数に合わせて、時間調整して下さい。




鮮血に染まるボール。

怖いこと言わんといて。
ここからきちんと50g計量してね。足りなかったらレモン汁を足してごまかすのだ!

足りなかったら足りないでええやんけ。
耐熱のガラス容器などに、刻んだチョコと生クリーム(必ず35%)を一緒に入れてラップし、電子レンジで1分30秒(700Wの場合)加熱。約40℃、お風呂くらいの温度になればOKです。ここは電子レンジのW(ワット)数に合わせて時間調整して下さい。
ゴムベラでよく混ぜて下さい。ここではしっかりと分離していますが問題ありません。

レモン汁、またはラズベリーピュレをチョコのボールに注ぎます。(冬は、レモン汁またはラズベリーピュレをレンジで約30〜40℃に温めます。)
ゴムベラでボールの中心から混ぜ、乳化が確認できたら混ぜる円周を少しずつ広げていって全体を乳化させましょう。





ラズベリーの生チョコはご自宅にキルシュがある場合、最後に3cc加えてね。キルシュはいいやつを買うとくっそお高いです。こちらのキルシュはお値段控えめな感じです。

シュペヒト キルシュヴァッサー オードヴィー 40度 700ml

3ccのためにこんなでか瓶買うんかいな!

なくても充分美味しいよ。

いらんもん紹介すな!
バットに流し、それぞれ半日くらい冷蔵してからカット。若干包丁にくっつく柔らかさ。
ミルクチョコレート300を、ミルク200ダーク100にすると、包丁にくっつかないくらいの硬さになりました。とても切りやすかったです。かと言って硬すぎるわけではないです。ちゃんと生チョコらしい柔らかさです。
どうしても乳化しない場合の対処法その1→そのまま流して固める。乳化したものと食べ比べたけどはっきりと違いが分かるほどではなかったです。

前に乳化していないと脂っぽいとか言っていなかったっけ?

記憶にございません。
どうしても乳化しない場合の対処法その2→なし

ないんかいっ!

あるけど手間と労力がしんどいから却下。

しばいたろか。
牛乳でもできる!
生クリームのかわりに牛乳で作った生チョコも、全く引けをとらない仕上がりになりました。生クリームはなかなかお高いので、かわりに牛乳で作る生チョコという選択肢もあります。

同じようにできるなら牛乳使うわ。

牛乳でやってみた〜い。
作り方は生クリームの時と同じ。
バット1枚分 | |
ミルクチョコレート | 300 |
牛乳 | 50 |
レモン汁orピュレ | 50 |
ココア(仕上げ用) | 適量(約30g) |

牛乳入れて混ぜた後で、温めたレモン汁とか入れてまた混ぜるのめんどくさいんですけど。

冬なら全部ボールにぶっ込んで一度に温めて混ぜたらあかんの?
耐熱ガラスボールに全部の材料入れて、700ワットの電子レンジで1分30秒温めて混ぜてと。







試してみたらできた。分離気味だけど気にしない。

できたんかいっ!今までの解説は何やったんや!

分離したままで納得させる荒技ね・・・。
追伸:ラズベリーピュレは70gまで増やした配合がかなり良かったです。
バット1枚分 | |
ミルクチョコレート | 300 |
牛乳 | 30 |
ラズベリーピュレ | 70 |
キルシュ(無くても) | 3 |
ココア(仕上げ用) | 適量(約30g) |
もっとお手軽に
少量で、もっとお手軽に生チョコを楽しみたい方に。
業務スーパーのベルギー産ダークチョコレートと牛乳だけのシンプルな配合で、ちっこいタッパーで、お一人様生チョコをお楽しみ下さい。
小さめのタッパー1つ分 | |
ダークチョコレート | 100 |
牛乳 | 45 |
ココア(仕上げ用) | 適量(約10g) |
かわいいタッパーにバットに敷く要領で、クッキングペーパーを敷いておく。
ざっくりと刻んだダークチョコレートと牛乳を耐熱容器に入れてラップしてレンチン。600Wでだいたい1分くらい。
熱いお風呂くらいの温度でしばらく置いておくと、チョコが溶けて混ざりやすい状態になるので、1分くらい放置。冷めすぎたらまた数秒レンチンして熱いお風呂状態まで温めてあげて下さい。
混ぜて乳化させる。(ミニホイッパーでもゴムベラでもなんでもいいよ)

なんでもええんかいっ!しゃもじでやったるわっ!
タッパーに流して冷蔵。タッパーの底を2〜3回、台にドンドンしてあげると少し平らになります。
すぐに密封してしまうと蒸気がこもって水滴がつくのである程度冷めるまでは、フタを斜めにしておくか、フワッとラップをかけておきます。
30分くらいたったらきっちりフタしましょう。冷蔵庫臭がつくのも心配だしね。
3時間くらいで固まるけど一晩置いておくと安心。
冷えて固まったあとは、これまでの解説どおり、まな板に出してココアがけしてカットしてタッパーに戻してフタして振ってから、ザルで振るって余分なココアを落として出来上がり。
翌日生チョコ表面のココアがわりと湿ってしまうので、ザルで振るうのは翌日に持ち越して、翌日再度タッパーのまま振ってココアを全体にまぶしてから、ザルで振るって仕上げた方が良いと思います。

追伸:写真のタッパーのサイズ(間口が約10×14cm)では、チョコレートが150gの配合がちょうど良い量でした。100gだとちょっと少なくて平たい生チョコになってしまったので、訂正させて下さい。
小さめのタッパー1つ分 | |
ダークチョコレート | 150 |
牛乳 | 65 |
ココア(仕上げ用) | 適量(約15g) |
小さめのタッパー1つ分 | |
ミルクチョコレート | 150 |
牛乳 | 35 |
ココア(仕上げ用) | 適量(約15g) |

ダークとミルクで牛乳の量に30gも差があるの?

ダークは固まる力が強くて、ミルクは弱い。カカオバター含有量の違い。たぶん。


おまけ:牛乳の5gをチョコレートリキュールに置き換えると大人の味に。
小さめのタッパー1つ分 | |
ダークチョコレート | 150 |
牛乳 | 60 |
チョコレートリキュール | 5 |
ココア(仕上げ用) | 適量(約15g) |
小さめのタッパー1つ分 | |
ミルクチョコレート | 150 |
牛乳 | 30 |
チョコレートリキュール | 5 |
ココア(仕上げ用) | 適量(約15g) |

ふむふむ、酒が入っているだけで大人の味とは子供の舌ですな。


こちらはチョコレートリキュールの代名詞的な存在「モーツァルト」!!

おっさん、チョコレートリキュールそれしか知らんやろ!

知ったかぶったらあかん。
こちらアルコール度数が17度しかないです。開栓後は冷蔵庫での保存をおすすめします。

生チョコ作った後に残ったココアパウダーでココアドリンクを作ったら、モーツァルトをちょっとだけ入れてみてね〜。
次回もお楽しみに。じゃね〜。
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