完璧な「なめらかプリン」を作るための全10回シリーズ 第4回「注ぐ道具」

プリン・カスター

注ぐ道具のいろいろ

注ぐ道具って何?

注ぐのに使う道具にもこだわりがあるの?

お菓子屋さんがプリン液を型に流すのによく使っているのは、円すい形の「ドロッパー」という道具。

引き金を引くと、すぼまった先端から生地が出る仕組み。

ご家庭にある道具で「ドロッパー」の替わりになる道具ってなんでしょか?

大きめの「計量カップ」とか「おたま」かな? 

アタクシは写真のような注ぎやすい形状のレードルを使っています。

レードル(ladle)とは英語で「おたま」のことです。

ヤカンで注いでいるのを何かで見たとき、「これだっ!」って一瞬 思ったけど、ヤカンの中を洗うのめんどくさいし、プリンのためにヤカン買うのもなんだかなーと。

結局、いつものレードルで、ちまちまとやっておりました。

口の狭いプリン型に、レードルで注ぐのが とにかくめんどくさい!

しかも、よくこぼす。

ヤカンでやんなさいよ!

大きめの計量カップないの?

女神様が降りてきた!

そんなある日、女神様が耳元でささやきます。

こらこら、おっさん、妄想で脚色するんじゃない。

アタクシとしては、このアイデアが舞い降りてきた時、何故こんなに身近にあった道具に、今まで気付かなかったんだろうと拍子抜けしてしまいました。

突然ひらめいたのは、「コーヒーサーバー」。

アタクシが普段コーヒーをいれるのに使っている、コーヒーサーバーが目にとまり、これはもしやと思って使ってみると・・・。

か、神がかり的に注ぎやすいっ!!

しかもプリン型の側面を伝うようにプリン液が流れるではないですか。

そのために無駄な泡立ちも起きない!

(プリン液を鍋やボールからコーヒーサーバーに移す時には、しっかりと泡立ってしまいます。その泡消し方法は次回お伝えします。お楽しみに。)

コーヒーサーバーなら口が広いから 中まできれいに洗えて衛生的。

プリン液を型に流すために最適な理想の道具と、ついに奇跡の出会いをはたしました。

これまでレードルでこぼしながらプリン液を注いでいた苦労はいったいなんだったのか。

このサーバーがいいねと君が言ったから、2月3日は「サーバー記念日」

なんか妄想がこじれてきたわね。お、お大事に・・・。

アタクシが使っているサーバーは800mlのものだけど、いつも作る量でギリギリ入るくらいなので、大きめのこちらの1000mlをポチってしまいました。

このHARIO (ハリオ) のサーバーが届いたらプリンを作ってレビューしますのでお楽しみに。

サーバーはコーヒーを入れるためのものですよ〜。

2023.12.12 追伸:ハリオのサーバーが届いたので早速お知らせ。

大きめのって言ってたわりに今まで使っていたものと並べてみたら同じくらいのサイズ感・・・。

あれ?

古いやつはメモリの上限が800で、新しいやつは上限が900・・・。も、もしや。

押し入れに走るおっさん。

律儀に押し入れに箱を保管しているおっさんなのである。ただいま確認中なのである。

なんと、古いサーバーのメモリの上限が800だったので、今まで勝手に800だと思いこんでいたら、「1000ml」でした。同じサイズが2つになってしまいました。

ちゃんと確認してから購入せえ!

で、でも2つあれば片方にコーヒーが入っている時にプリンを作りたくなった時に使えるし、プリンたくさん作った時に2つに分けて入れられるし・・・。

プリン液たくさん作った時のために、でかいサーバー選んだんちゃうんかい!

そ、そーでした・・・。

次回は、第5回「泡消しの術」です。お楽しみに〜。

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