はじめに
先日、職場のお知り合いの栗畑にて栗拾いをしてきました。たくさん拾ってきた栗をどうしようかと考えてまず頭に浮かぶのは「栗の渋皮煮」 何年も前に、近所の八百屋のお惣菜で初めて出会った栗の渋皮煮。10粒くらい入って700円くらいだったかな〜。ちょっとお高いな〜なんて思いながらも人生初の味に一目惚れしまして、でっかい鍋を持ち上げたりしながら、おばあちゃんがほぼ一人でお惣菜を作っているとおぼしき小さな厨房から、お会計の時に他に手伝いの人がいないとレジに出てくる、そんなスーパーおばあちゃんに聞いてみた。
スーパーだけに。
スーパーちゃうねん。八百屋やねん。
「これってどうやって作るんですか?」の質問に返ってきた答えが「最初に重曹を使って煮て、真っ黒い汁が出るから捨てて、全部で5回くらい茹でこぼして作るよ。」と、だいたいこんな感じのことを教えてくれました。内心「えっ、ウソでしょ。そんなに手間暇のかかることをやってたの?」と思い、ネットで調べてみると、オーマイガッ!栗の渋皮煮恐るべし!というかおばあちゃん恐るべし!!最初の値段の印象がすっかり変わってしまいました。自分でもチャレンジしてみたら、煮る前の皮むきだけで手が痛くなってこんなに大変なんだと、栗の渋皮煮の大変さと、それをお惣菜として出そうというおばあちゃんの心意気に感動し、どこまで作ってもおばあちゃんの領域には及びませんが、自分なりの渋皮煮にチャレンジしていきたいと思います。
栗は買ってから、というより木から落っこちてから、放置しておくと乾燥して実がやせてしまうし、呼吸で糖分を消費し甘味も減っていくので、買ってきたらまず洗う。そしてすぐ使うなら水につけておく。1週間くらいで使う場合はチルド保存がベスト(野菜室だと呼吸は止まらず糖度がおちてしまう。凍るか凍らないかのチルドで保存すると栗が凍るまいとして糖度を高めるべく澱粉を糖化して甘くなります。)または、しばらく使わない場合は冷凍保存しましょう。適当な袋で冷凍すると、冷凍庫臭が移るので密封して下さい。
全体の流れ
1. 皮むき →
2. 重曹で茹でこぼす(1回目) → 重曹で茹でこぼす(2回目) →
3. 真水から茹でこぼす(1回目) → 真水から茹でこぼす(2回目) →
4. 加熱して砂糖を加えて冷ます(1回目) → 加熱して砂糖を加えて冷ます(2回目)
5. 甘さの調整で加熱して砂糖を加えて冷ます(3回目)
なんでこのようなパターンになったのか。いろいろな作り方を見比べてみると、重曹の量とか、ゆで回数とゆで時間、砂糖の入れ方入れ回数に至るまで、いろいろなレシピが存在する、当たり前だけど・・・。おうちお菓子作り的にどこまで省略できるのか、何を減らしていいものかと迷いに迷った挙句のこのパターンです。まだまだ発展途上です。もっとはぶけるように精進します。
最初のばあちゃんの感動秘話どこ行ったんじゃい!
ラクしようとしたらあかんで。
結果が同じならラクしたいです。いのち短し恋せよ乙女。
なに、洒落たこと言うとんねん。使うとこ間違うとるわ。
配合
栗(鬼皮付き) | 今回は2kg | 1kg |
砂糖(なんでも) | 今回は1200 g | 600 g |
重曹(料理用の) | 40 g | 20 g |
ラム酒(なくても) | 15 cc (大さじ1) | 大さじ2分の1 |
栗1kgのほうが作りやすい量だと思います。
だったら1kgでやっとくれ!
材料について
・鬼皮付きの栗(鬼皮とは外側の硬い皮。渋皮とは鬼皮の内側で栗の実をおおっている薄いけばけばした皮です。)
・重曹はお掃除用に売っているやつと食品用に売っているやつがあって紛らわしいです。必ず食品用のものを買ってください。
・砂糖はなんでも良いです。グラニュー糖はスッキリとした甘さ、上白糖はしっとりとしてコクのある甘さと言われています。
しっとりとしてコクってなんやねん。
上白糖の方がお安いから特にこだわりがなければ上白糖をお勧めします。
・ラム酒は入れすぎるとラム酒の主張が強すぎてせっかくの栗の良さが死んでしまいます。なくても栗のままで最高に美味しいので、ないならないでOK。
無くてええもん入れるんかい。
作り方
1.皮むき
まずは栗を良く洗ってね。その後は水に付けておく。ここで水に浮いてしまうやつは、虫食いなどでいたんでいるやつだからゴミ箱ポイっなんて言うとる方が多いですが、虫食いで中に空洞ができていなくても、乾燥して軽くなっていたりもするし、今まで虫に出会ったことないし、仮に虫がいたとしてもその部分を取っぱらって栗ご飯にでも使って下さい。もったいないので。
皮をそのままむくのはとてつもなく大変なので、熱いお湯につけてからむいたほうがラクです。今回は収穫してからすぐ加工できず、冷凍保存していたので、給湯器の熱いお湯で常温くらいに戻してから、熱湯に5分つけてみました。
色々調べてみると他にも、前の晩から水に付けておく人あり、数分ゆでる、またはゆでた後フタして20〜30分つけるなんて方も。まったく何が正解かわかったもんじゃあ~りませんか( *´艸`)
アタクシの経験上、ここで皮むきをラクしようとして思いっきり茹でたりすると、鬼皮は柔らかくなってむきやすくなるけど、後で煮崩れること必至!なのでバランスが大事ということで、2〜3分茹でる。または熱湯に入れて火を止めて4〜5分放置。くらいがちょうど良いのかなと思っています。
そんなわけで熱湯を注いで5分放置してみました。
・ここからは非常に時間がかかるので音楽でも聴きながらゆっくりやってね。今回の約2kgの量で2時間コースでした。慣れない時は今回の倍くらいの時間がかかっていたので、初めてチャレンジする方は、1kgで2時間以上かかるかも。本当に気が遠くなる作業。腱鞘炎確定の作業。ここで心が折れてやーめたってなるかも。今回完成しても来年からはやーめたってなるかも。
そこまでネガティブを語れるって、すごいな君は。心を入れ替えてマインドフルネスのトレーニングだと思って取り組みなさい!
お尻を上にして、お尻のザリザリしたところのカドっこから、ギコギコ刃を入れて、親指で押さえながら、とんがり頭に向けて手前に引っ張る。手前の一面がだいたいむけたら、あとは手でむける。
量が多い時の手荒れ防止や、うっかり刃を滑らせても軽症で済むようにニトリルグローブ をはめてむくのをお勧めします。栗の硬い皮が、親指と爪の間にブッスリと刺さったときもニトリルグローブ のおかげで傷が浅くすみました。
ひ〜、想像するだけで痛い。
白い手袋(ニトリルグローブ)をはめている写真のように、ほんの少し削れて黄色い実が見えただけでも、ここから渋皮がはがれて煮崩れてきます。慎重にむいておくんなせい。最初に2000g以上あったところから、傷んでいた栗を外し、皮をむいて、全部むけた状態で正味1500gになりました。
正味(しょうみ)とは、覆っている皮など、余分なものを取り除いた後の中身のこと。ここでは栗の鬼皮を取り除いた後の栗を指しています。
・使う鍋は、ステンレスかホーローが良いです。アルミ鍋はアルカリ性に弱いため、重曹を入れて使うと黒ずみになります。
あとでいろいろ調べてみたら、皮むきのやり方で、もっとラクかもという方法が2つありましたので、ご紹介させていただきます。ひとつはまな板に栗を置いて、まな板に接している方のお尻のキワからナイフの先端で切り込み、先端をまな板に固定したまま栗の方を持ち上げて皮をはがしていく方法。もうひとつは、栗の腹のど真ん中にペティナイフの尖った先端を超鋭角に差し込み、(鬼皮だけを切り、渋皮を傷つけないように超鋭角に切り込む)ほんの少しだけ縦に切り込みを広げ、その切れ目をとっかかりにして”骨抜き”を使ってむいていく方法です。
新しい栗がもう手元にないのに、骨抜きを使った皮むきをしてみたくて、骨抜きだけ買って来た。セリアのよりダイソーの骨抜きの方が先端が鋭利に見えたのでダイソーのを買ってみました。あと、出来上がった栗の渋皮煮を入れてお裾分けするための容器はセリアで購入。
骨抜き1本買うのに、百均なん往復しとんねん。
皮のザリザリしたお尻の部分は、渋皮が剥がれやすい場所でもあるので、ここで無理して取り除かずに残しておいても良いです。重曹で煮ているうちに緩んできて取れやすくなるので。
皮むきの追伸です。まな板に置くパターンも、骨抜きを使うパターンも、どっちも思ったほどの良さはありませんでした。やっぱり普通のむき方が一番でした。皮むきの様子を動画にまとめましたので興味のある方はどうぞ。
2. 重曹で茹でこぼす(1回目) → 重曹で茹でこぼす(2回目)
重曹は、小さじすり切り1杯で4.5gなので約5gとして、1リットルの水に対して、小さじすり切り2杯(約10g 約1%)とさせていただきます。
「させていただきます」ってなんやねん。
小さじ1のレシピもあれば、大さじ1(小さじ3)のレシピもあったからあいだとってみた。水1リットルに1%の10gってわかりやすくていいかなと。
2kgの栗を皮むきして正味1500gくらいの栗に対して、2リットルの水に、重曹20gを使います。2回重曹でのゆでこぼしをするので、重曹は合計40g使いました。
存在するレシピのほとんどが、鬼皮付きの栗の重量に対しての砂糖の量だったり、重曹の量だったりするので、ちと分かりにくいですが、アタクシとしては、栗と重曹と水の分量比は、だいたい上記のように、「鬼皮付きの栗2kg、水2リットル、重曹20g」とこんな感じです。
「オー、ブラボー」なんだか数字がぴたんこフィーバー。
ブラボーちゃうわ!重曹なんて目分量でええやんか。逆にめんどくせえわ!
でた、必殺「数字をわかりやすく整えました」的な!
ねずっちです・・・。
ゆで配合は、水も重曹もある程度テキトーで大丈夫です。目安くらいに考えてやってね〜。
栗が全部かぶるくらいの水に重曹を加えて強火。沸いたら弱火にして15分。1枚目の写真がタイマースタート時のもの。2枚目の写真が15分後のものです。重曹のあわあわと赤黒っぽい色の液体になります。
時間になったら流しに移して、水道の流水を鍋肌から静かに注ぎながらしばらく放置して水をいれかえます。栗がびっくりするから、ゆっくりゆっくりな流水で、ゆっくりゆっくりな温度変化でお願いします。
栗がびっくりするってなんやねん。ダジャレかいな。
たぶん加熱による膨張と、冷却による収縮を急に行うと、煮崩れしやすいということだと思うぞ。あと、水が直接当たると水圧によるダメージで崩れやすくなると思うぞ。
水につけながら渋皮を指でこすりとる。スジは竹串やつまようじなど先のとがったもので渋皮をきずつけないようにそっと取り除く。皮むきの時残しておいたザリザリのお尻部分も取り除く。ここで完璧に表面がつるつるになるほど頑張ってこすらないこと。渋皮に傷がついてしまうので。もう一度重曹で煮て、さらに渋皮がゆるんでくるのであせらずに同じことをもう1回繰り返します。
重曹2回目でまだこんなに黒い色がでます。写真1枚目が沸騰後、弱火にしてタイマースタートしたところ。写真2枚目が15分後。
1回目と同じく、流しに移して、水道の流水を鍋肌から静かに注ぎながらしばらく放置。その後水につけながら渋皮を指でこすりとる。完璧主義は禁物。渋皮を傷つけないことが一番大事。一粒づつ別のボールに移しながら、腰を曲げながらの作業がなかなか大変!
四股踏み開脚ポーズでなんとかしのいで下さい。
3. 真水から茹でこぼす(1回目) → 真水から茹でこぼす(2回目)
栗の表面ががだいたいきれいになったら、空になった鍋をいったんきれいに洗ってから、そっと栗を鍋に戻し、水を入れて火にかける。(この時も栗に直接水があたらないように、鍋肌を伝わせる、または手で水を受けるなど、優しくあつかってくださいまし)
写真1枚目が1回目の真水15分後。まだまだ濃い色が出ます。写真2枚目の2回目の真水15分後は、だいぶと色がおさまってきました。それぞれ重曹の時と同じく、栗によけいな圧力を加えないように鍋をそっと傾けるだけであるていどの水を捨て、水道の流水を鍋肌から静かに注ぎながらゆっくり水を入れ替えて下さい。
柔らかく煮えたかどうか、つまようじで刺して硬さをみて判断してね。
ひとつ食ってみりゃええやんけ。
4. 加熱して砂糖を加えて冷ます(1回目) → 加熱して砂糖を加えて冷ます(2回目)
皮むき後の正味1500gの栗に対してひたひたの水を計ったら→1500gの水でした。
何んという奇跡。皮むき後の正味量と、ひたひたの水分量が同じだなんて!
性懲りもなくまた・・・。
てなわけでひたひたの水1500gを計量して投入してみました。加熱したら砂糖の半量(今回は500g)を加えます。
どうして砂糖を何回かに分けて加えるのかといいますと、一度に砂糖を全部入れると浸透圧の関係で、液体の糖分濃度が一気に高まり、栗の水分が外に押し出されて、栗が縮むリスクを避けるためです。
軽く沸騰後、グラニュー糖を500g加えて火を止めてフタをして自然に冷ましておく。(栗がまだ硬い場合は柔らかくなるまでしばらく煮てからグラニュー糖を加える)
冷めるまで半日くらい常温放置して冷ます。厚みのしっかりした鍋だと冷めるまで半日ほどかかります。
ゆっくりと冷めていく間に、甘みが栗の中に浸透していきます。
砂糖入れ2回目。火にかけて軽く沸騰後、グラニュー糖を500g加えて火を止めてフタをして自然に冷ましておく。
5. 甘さの調整で加熱して砂糖を加えて冷ます(3回目)
味見してかなり良い感じでしたが、ちょっと物足りなさを感じたので、砂糖を+200g加えた(砂糖入れ3回目)上記と同じく、火にかけて軽く沸騰後、砂糖を200g加えて火を止めてフタをして自然に冷ましました。
1500gの水に対してトータル1200gのグラが入りました。水の8割の砂糖です。
*砂糖は栗1kg(多分鬼皮付きで)に対して500gだと甘さ控えめ、700gだとちょうど良いというようなレシピ解説がありましたが、最後の水の量に対しての砂糖の量で考えた方が、わかりやすいと思います。水の量に対して7~8割くらいの砂糖を加えて丁度良い感じ。今回は8割にしています。
または、皮むき後の正味量を計って覚えておいて、その7~8割の砂糖を加える(もちろん2回に分けて)で味見調整。5割くらいだと甘さ控えめで日持ちしにくいとか。でも冷凍保存できるから気にしなくて大丈夫。自分好みの甘さを追求しよう。
ゆでる前のむき栗の正味量1500gの8割の砂糖は1200g、あるいは水の量で計っても水1500gの8割の砂糖は同じく1200g。ゆでた後の栗の総重量から計算する場合は2000gだったので、そこから砂糖を計算すると6割の砂糖が1200gということになります。
簡単なことを複雑に考える天才・・・。
小難しいことは無しにして、皮むき後の重さの8割の砂糖!これだけにしよう!
そだね。あっ、そうだ!ラム酒入れるの忘れた。
ずこ~。
ラム酒大1を最後に入れてあげましょう。
なるべく熱いうちに、なるべく耐熱密閉性のある容器に、スプーンなどで栗をそっと移して、おたまで栗がつかるくらいのシロップを注いで下さいまし。シロップは下にたまった沈殿物が混ざらないようになるべくきれいな上澄みを入れてね。
最後に
今回の栗の渋皮煮、いかがでしたか?タイトル通り、「一生に一度のチャレンジ」をするかどうか、悩まれているのではないでしょうか?
富士登山みたいに言うてハードル上げんといて〜。
おまけに、あれこれレシピを見比べても、さっぱり正解がわかりません。
こっちはもっとわからんわっ!
レシピによって様々なので、結局は自分の目と感覚を信じて自由に選択してくださいまし。
自由はやめて〜!きっちり決めて〜!
今回はかなり煮崩れてしまったので、次回は1回1回のゆで時間を15分ではなく、10分に調整してみようと思いました。そんで水ゆでを2回から3回にしてみようと思いました。そんで砂糖入れを2回できっちり終わらせようと思いました。まだまだ長い旅路が続きそうです。
おっ、時間減らして、回数も変えんのんかいな。まあ、いろいろ試してみんしゃい。
見て、この赤ワイン煮のような美しい透き通った色!最初はかなりきつい黒い色だったのが、何度もゆでこぼしていくうちにだんだん淡い色になってこんな素敵な色に。渋皮煮の魅力、ハマる!
一生に一度は体験してみたい秋の風物詩「栗の渋皮煮」でした。
次回もお楽しみに〜。
じゃね〜。
追伸:およそ1kgの栗で再びチャレンジ。重曹も小さじ1(約5g)と控えめな量にして、重曹で10分2回。水ゆで10分3回(水ゆで2回目でまだ濁っていたので)砂糖煮は2回(今回は皮むき後876gだったので、砂糖の量は876×0.8=700gの上白糖なので、350g×2回に分けて加えました)栗が小さめだったこともあってか、最初に紹介した1回の茹で時間15分から、10分に変えてみたけど、いい感じにできました。最初のゆで時間が短い方が、栗の固さがしっかりと残るので、渋皮のこすり取りがやりやすいです。ぜひ10分サイクルをお勧めします!!ただし最終的には柔らかくならないと美味しくないので、後半の水ゆで時間を長めにして調整して下さい。また、外側が黒っぽい栗はどのようにしても硬いままです。自分のおやつにしてしまいましょう。
ということでアタクシの理想の渋皮煮は、1kgの栗→熱湯つけ置き5分→皮むき→重曹小さじ2で10分→重曹小さじ1で10分→水からゆで10分→水からゆで10分→水からゆで10分〜柔らかくなるまで→加熱してから砂糖の半分350g加え放置して冷ます→加熱してから砂糖のもう半分350g加え放置して冷ます→出来上がり(アタクシとしては煮崩れる直前の柔らかさが最高に美味しいと思っているので、多少煮崩れてもいいという気持ちで、最後はしっかりと柔らかくしてくだせい)
ただやっぱり、栗歴45年の方の動画なんかを拝見しますと、重曹小さじ1で30分煮て30分放置して冷ますを3回繰り返し、砂糖を加えて60分煮て放置して冷ますを2回繰り返してという、途方もない労力をかけているので、なんだか恐縮してしまいます。間に一粒一粒指でこすったりしているので本当に一日仕事!
ちょこっと道具の解説
また、鍋を傾けてそっと水の入れ替えなんて、まどろっこしい茹でこぼしの作業が、ずっとラクになるダイソーの水切りザルを見つけてしまいました(220円)うちで使っている内径22cmの鍋にスポッと収まるぴたんこサイズ(ザルの上の輪っかが直径24cm、底の部分が直径20cmでした)皮むき動画の後半で使っていますので動画をご覧ください。
こちらはAmazonで購入したニトリルグローブのMサイズ。ニトリルゴムという合成ゴムで作られています。俗にいうゴム手袋はラテックスという天然ゴムで別物です。ラテックスは摩擦力が強すぎて使いにくいです。ニトリルゴムは他の材質の手袋に比べて断然使いやすいです。どこのメーカーもだいたいサイズが、S・M・L の3種類と、色は水色、白、黒が多いです。手首が長いロングタイプもあります。「パウダー付き」と「パウダーフリー」(粉なし)とは、着脱しやすいように手袋内面にコーンスターチ を付けているタイプ「パウダー付き」に対して、手袋内面に加工を施し、粉がなくても着脱しやすくしたタイプのことを「パウダーフリー」といいます。
おまけ
ところで、初めて出会ってしまいました。しかも2匹も!
やっぱりいらっしゃったんですね!
ひ〜、いらんもん映すなや!
未知との遭遇。
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